言葉の順番がいかに重要かを示すひとつの例
2009年08月19日 11:39
さきほど @etekichi さん経由で目にしたこの名言。
今日の名言「今大事なのは仕事 いつも大事なのはお前」
「仕事と私とどっちが大事なの」という
長年にわたって人類を悩ませ続けてきた難問への見事な解答だと思う。
ぜひとも覚えておきたいものですね。
それはそうと、この名言は
順番を変えるとだいぶ印象が違う。
- 今大事なのは仕事 いつも大事なのはお前
- いつも大事なのはお前 今大事なのは仕事
オリジナルの方だと、後半を聞いて「えへっ」となるのに対して
後者のように順番を逆にすると言い訳にしか聞こえない。
このときも書いたんだけど
- おっしゃることはよくわかります。しかし実際はこうなのです。
- 実際はこうなのです。しかしおっしゃることはよくわかります。
相反する内容を並べて言うときは
後半が主題になることが多い。
しかも今回の名言の場合
「今大事なのは仕事」でいったん下げておいてから
「いつも大事なのはお前」で急上昇させることが大事なので
順番を間違えるとまったく意味がない。
何が言いたいかというと、
人生いつどんな困難に直面するかもわからないので
いつでも確実にこの言葉を口にできるよう
普段から練習しておいた方がいいですね、ということです。
大事なことなので再掲します。
必ず音読してください。
今大事なのは仕事 いつも大事なのはお前
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2009年08月19日 18:22
# 言葉の順番 - さらにややこしく (禿頭帽子屋の独語妄言 side A)
また、マスナガさんのエントリに便乗です。 ネタ元: 言葉の順番がいかに重要かを示(続きを読む)