2009年 8月 19日
衆院選 期日前投票始まる
衆議院議員選挙の期日前投票が、19日から始まりました。期日前投票は、投票当日、仕事などで投票所にいけない有権者のために行なわれていて、岡山県内では97カ所で投票することができます。このうち、岡山市北区役所に設置された投票所では、岡山1区と、一部の2区の有権者が、票を投じていました。県選挙管理委員会によりますと、前回2005年の衆院選では、投票者数の約15%が、期日前投票での投票だったということです。期日前投票は、19日から投票日前日の今月29日まで10日間行なわれ、一部の投票所を除いて、午前8時半から午後8時まで投票できます。

衆院選に投票呼びかけるスタッフ 出発式
今月30日の衆院選への投票を呼びかける白ばらスタッフの出発式が19日、岡山市で行われました。白ばらスタッフは今月30日投票の衆院選に関心を持ってもらい、より多くの人に投票にしてもらうため活動します。出発式ではノートルダム清心女子大学の学生3人が、白ばらスタッフに任命されました。そして、3人を代表して西江恵さんが「有権者が今回の衆議院選挙に参加してもらえるよう精一杯努力します」とあいさつし、街頭活動に出発しました。白ばらスタッフは、衆院選投票日の今月30日まで広報車に乗って県内各地を巡回し、街頭で投票を呼びかけます。

高松市の投票所入場券に記載ミス
高松市が有権者に郵送した衆院選の投票所入場券で、投票時間の記載に誤りがあることが分かりました。ミスがあったのは高松市庵治町の約200世帯、約490人の有権者に郵送された投票所入場券です。投票の終了時間が誤って1時間早く記載されていました。投票所入場券は高松市がおととい郵送したもので、19日、有権者からの連絡でミスが発覚しました。市の選挙管理委員会は職員が印刷業者に渡すデータの入力を誤ったこと、完成品のチェックを怠ったことがミスの原因と説明しています。選管では誤った入場券が届いた有権者に対し、訂正文を郵送することにしています。

美作市で国交省が氾濫河川を調査
災害からの復旧などを技術的に支援する国土交通省の専門家が、今月9日の豪雨で氾濫した美作市の川を19日、調査しました。調査を行ったのは国交省河川局で災害復旧を担当する職員4人です。4人は、今月9日の豪雨によって氾濫した美作市内の山家川の川岸を歩き、土手や橋の状態などを見て回りました。今回の調査は河川や道路の復旧を急ぐため岡山県の要請を受け行われたもので、国交省の職員が被害状況を把握した上で県に復旧方法について技術的な支援を行います。県によりますと美作市の豪雨災害による河川と道路の被害額は約28億円で、国は、今回の調査を踏まえ、2カ月以内に復旧にかかる工事費用を決定したいとしています。

受精卵取り違えで和解合意
香川県立中央病院で不妊治療を受けた女性が、他人の受精卵を誤って移植された問題です。19日、香川県が女性側に820万円を支払うことで、和解する見通しとなりました。19日、高松地方裁判所で行われた和解協議で、女性側、県側ともに高松地裁の和解案を受け入れ、県が女性側に820万円を支払うことで合意したということです。この問題は去年9月、県立中央病院で高松市の20歳代の女性が別の患者のものとみられる受精卵を誤って移植されたものでその後、女性は人工中絶しました。女性とその夫は精神的苦痛を受けたとして県を相手取り約2200万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。今後、来月の香川県議会での議決を経た上で、今年10月にも正式に和解が成立する見通しです。

衣料品下取りキャンペーン
いらなくなった衣料品を下取りするキャンペーンが天満屋岡山店で始まりました。服のリサイクルと買い替え需要を呼び起こすのが目的です。キャンペーンはリサイクルと消費者の買い替え需要を呼び起こすのが目的で、今年5月に続いて2回目です。今回は、衣料品を扱う38のテナントが参加しました。対象の衣類を持ち込むと、1点につき1000円分のクーポン券と引き換えます。前回参加したテナントでは期間中の売り上げが倍増したということです。下取りした衣料品は岡山市内の産廃業者で固形燃料にリサイクルされます。このキャンペーンは今月24日まで行われています。