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◆J1第22節 浦和1―4柏(19日・埼玉スタジアム) 浦和がついにリーグ戦5連敗で4位から7位に転落した。前半38分、4戦ぶりに先発したDF田中マルクス闘莉王(28)が404分ぶりとなるゴールを決めたものの、柏に今季最多の4失点を喫し、ナビスコ杯を含めた公式戦の連敗は6まで伸びた。首位・鹿島は開始30秒で神戸FW大久保嘉人(27)に決められたゴールが最後まで響き、今季3敗目。2位・川崎、3位・新潟を含めた上位4チームがそろって敗れる波乱となった。
勝てない。もはや勝てる気がしない。屈辱のホイッスルを聞いた赤き戦士は、次々とピッチに倒れ込んだ。
ネルシーニョ監督就任後、勝ち星のなかった柏に4失点の惨敗。7月18日の大分戦から続くリーグ戦5連敗は02年の6連敗以来となる失態だ。ブーイングを必死に耐えるサポーターの重苦しい沈黙が埼玉スタジアムを包み込んだ。
「こんな悪い内容のゲームをしてしまって謝りたい。あまり多くを語りたくない。語ると後悔するかもしれない」。敗戦時に目立った言い訳を自重して、フィンケ監督が平謝りしたように内容は貧弱だった。腹直筋肉離れから強行先発した日本代表DF闘莉王が唯一の脅威で、前半38分にヘディング弾を決めた以外は決定機さえつくれない。
采配もさえなかった。前半23分、華麗な連係からFW大津に先制を許し、自ら標榜(ひょうぼう)するコンビネーションサッカーを逆に見せつけられた。後半からMF堀之内をワンボランチに初配置。さらには後半28分、FWエスクデロを投入した際には攻撃的MF梅崎を大分ユース時代以来という右SBに仰天シフト。前線の枚数を増やしたが、逆に2失点に沈んだ。「ゴールに近い位置でやりたかった」と梅崎は唇をかんだ。
「監督の去就問題? 仮定の話はしない」と橋本光夫社長は話した。鹿島DF新井場徹(30)獲得の打診を一蹴された信藤健仁TDは28日の移籍期限までの緊急補強の可能性を示唆。さらには20日にも連敗脱出に向けて、指揮官と緊急会談を持つことを明らかにした。昨季の7位以上進出を目標に掲げた老将だが、まさかの7位転落。かつての常勝軍団が負のスパイラルに突入した。
(2009年8月20日06時03分 スポーツ報知)
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