【押尾学MDMA使用事件】押尾容疑者はこの社長らのほかにも、レジャー関連産業の経営者ら多くのタニマチと飲み歩くなどしていた。
スポニチ本紙記者も東京・六本木で偶然、その場に遭遇したことがある。とあるキャバクラで押尾容疑者とレジャー産業経営者、そして大物ミュージシャンが飲んでいた。その際、経営者が料金を支払った後、エレベーターを蹴るなどして暴れていたのはミュージシャンで、押尾容疑者は笑っていた。
店を出ると、黒いリムジンにミュージシャンは乗っており、面識があったため記者があいさつすると「おお!行くぞ、もう1軒、乗れよコラァ」と車内に無理やり乗せられた。ふと、見上げると押尾容疑者が座っていて、助手席に経営者がいた。この時は遠慮させていただいたが、ハイテンションのミュージシャンと比べると、押尾容疑者はとても穏やかに見えた。
「身長も高くルックスもいいので連れて歩くには目立つし、知名度があるのに仕事は少ないから呼べば来る。タニマチにとっては一番都合のいいタイプかも。性格も目上の人の前では素直だし、気配りもできる」と親しい知人。ただ、各界の大物たちに囲まれ、実は一番浮かれていたのは当の押尾容疑者だった。「オレは警察にも政界にも裏社会にも強い。フィクサーになる」と友人たちには吹聴していたという。(スポニチ)
2009年8月17日