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“点滴投与”で薬物抜き?周囲に疑惑の人物も

8月17日7時4分配信 スポニチアネックス

 【押尾学MDMA使用事件】押尾容疑者が警視庁麻布署に出頭したのは、3日午後1時前。死亡推定時刻は「2日午後5〜6時ごろ」とみられており、女性の異変から早くても約19時間も経過してからの出頭となった。

 本人の供述を裏付けるように女性の肋骨にヒビが入っていたことから、死亡直後に心臓マッサージをして蘇生(そせい)を試みたことは間違いなさそうだが、この後の行動には「事件から逃れようとしたと思われる疑いが色濃い」(捜査関係者)という。

 深夜、マンションから出て行った押尾容疑者は午後1時前まで、どこで何をしていたのか。捜査関係者は「薬物反応を消すための点滴のような証拠隠滅処置を受けていた疑いがある」と明かす。

 もう一つの芸能界ドラッグ事件である酒井法子容疑者(38)の覚せい剤取締法違反事件で、疑惑が持たれているのが6日間にわたる失跡中のクスリ抜き。結果的に酒井容疑者は尿検査で薬物反応が検出されなかったが、翌日にマネジャーから促されて出頭した押尾容疑者は検査で反応が出たというわけだ。

 実は、押尾容疑者の周辺で「すぐに事情聴取に応じなかった人物がいる」という。それは、事件当日の午前中から押尾容疑者とそば店に出掛けていた友人。女性に異変が起きた際も駆けつけており、マンションから出た後の押尾容疑者に同行していたとみられている。

 背後に「海外の犯罪組織とも関係のある不良グループの存在もちらつく」(捜査関係者)という人物。点滴でのクスリ抜きを準備したとなれば、薬物の入手にもつながっている可能性もある。押尾容疑者との関係を含め、事件との関連を詳しく調べている。

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最終更新:8月17日7時4分

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