2009年8月19日
タレントの酒井法子(本名・高相(たかそう)法子)容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、酒井容疑者の毛髪を鑑定した結果、覚せい剤反応が出たことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、覚せい剤の使用容疑での立件の可能性も含め、慎重に捜査を進めている。
同庁によると、酒井容疑者の逮捕直後の尿検査では覚せい剤の反応は出なかった。捜査関係者によると、その後、毛髪数十本を採取し、鑑定したところ、覚せい剤の反応が出た。覚せい剤の使用反応が残るのは、尿では数日から2週間程度だが、毛髪は数カ月間とされる。一方で、毛髪に含まれる覚せい剤はきわめて微量で、使用の時期や期間の確定が難しいという。