女子プロ野球創設へ、太田幸司氏がスーパーバイザー

　日本の女子プロ野球リーグが復活することになった。女子野球の競技普及と底辺拡大を目指し、女子プロ野球選手によるリーグ戦を行うため、株式会社日本女子プロ野球機構が創設されることが１８日、発表された。近鉄、巨人に在籍した太田幸司氏（５７）＝現野球評論家＝がリーグのスーパーバイザーを務める。当初は京都と関西地区の１都市を本拠地とする２チームでスタートし、監督はともに、男子の元プロ野球選手が務める予定。２４日に正式発表される。

　日本の女子プロ野球は１９５０年に女子野球連盟が設立されるなど、最大２５チームが活動した。しかし、資金難などで２年後にはアマチュアとなり、７１年には自然消滅した。