由美かおる「視聴者の清涼剤に」　「水戸黄門」入浴シーン２００回

　ＴＢＳ系で放送中の人情時代劇「水戸黄門」（月曜午後８時）で疾風（はやて）のお娟（えん）を演じている由美かおるの入浴シーンが、かげろうお銀役を含めて通算２００回になる。由美は３日に開かれた記者会見で、「視聴者の皆さんの清涼剤みたいに、見てくださってほっとしてもらう場面になってくれたら」と笑顔で話していた。

　見えそうで見えない清純なお色気の入浴シーンは、今や「水戸黄門」の名物となっている。通算２００回目は１１月９日の放送で、既に７月２８日に撮影された。

　由美は会見で、「レギュラー出演するようになったとき（昭和６１年４月２８日放送）の入浴シーンが印象的だった」と振り返る。「スタッフがスコップで掘った岩風呂が美しく、外で温泉に入っているようだった。（黄門役の）西村（晃）さんらも一緒に入って。かなりインパクトありましたねえ」と懐かしむ。

　入浴シーン通算２００回と同じ回で、レギュラー出演７００回も迎える。毎日欠かさず朝と夜に約１０分ずつ、深呼吸しながらストレッチ運動を行ってきたことが、今も昔も変わらぬ美貌（びぼう）を保ち続ける極意だと話していた。