興毅発言で始まった内藤対亀田家の因縁
◆舌戦 内藤が日本王者時代の05年1月、興毅が週刊誌で「あんなの弱い。パンチもないしな」などと酷評。07年10月、内藤と亀田家の次男大毅との世界戦前には、父史郎氏らが内藤に「ゴキブリ」と挑発した。内藤は「地球が滅んでも最後に生き残るのはゴキブリ」と、大人の反撃。
◆反則事件 大毅は内藤との世界戦で大差判定で敗退。さらに試合終盤に度重なる反則行為を行い、日本ボクシングコミッション(JBC)から1年間の出場停止処分を受けた。父史郎氏は無期限のセコンドライセンス停止、リングサイドから反則を指示した興毅も処分された。
◆直訴 08年7月、内藤が清水智信(金子)を相手に3度目の防衛に成功した際には、興毅がリングに上がり、対戦を直訴。両陣営も実現に向けて交渉を続けたが、金銭面などで折り合いが付かず、物別れに終わった。
[2009年8月19日9時54分 紙面から]
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