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麻生首相“告白”「ほとんど勉強しなかった」

演説を終え、笑顔で聴衆と握手する麻生首相
演説を終え、笑顔で聴衆と握手する麻生首相
Photo By 共同

 自民党の麻生太郎首相(総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表が18日までに本紙などのインタビューに応じた。漢字の読み間違いで批判を浴びた麻生氏は少年時代を振り返り「勉強はほとんどしなかった」と明かし、追い風を受ける鳩山氏は「落語を聞きながら寝る」と意外な一面をのぞかせた。

 麻生氏が自らの勉強について言及したのは、日本の若者が現在抱いている閉塞(へいそく)感に関して述べた時だった。

 「勉強ができた人で一番問題になったのはオウム真理教で、みんな高学歴だった。勉強ができるのと立派な人は別問題。私はあまり勉強ができなかったせいか、そう思う」と多様な価値観を強調。その上で「私は自慢じゃないけど、勉強はほとんどしなかった。弟はしないのにできた。子供心に、人間には生まれつき才能の違いがあると思った。(閉塞感打破の)きっかけは射撃で、日本一になったりした。あれが発想の切り替えになった」と説明した。

 しかし、漢字の読み間違いは政権にダメージを与えた。今回の選挙は「政権交代」がテーマとなり、小泉純一郎元首相の口からは「野党を経験するのも悪くない」との言葉も。

 「93年、細川政権が誕生して野党を経験した。予算成立は7月だった。景気は93年を境に悪くなった。予算がこれだけ景気に影響を及ぼすのかと恐ろしかった」と振り返りながら「安易に政権を野党に渡しても悪くないというような評論家のようなことを言うつもりはない」と反発した。

 中日優勝の年は政変が起きるとのジンクスについて問われると「落合監督が好き。彼はおもしろい。でも中日が好きとは言わない」と複雑な笑みを見せた。

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