イラスト:磯本つよし(漫画家な人)
2009/8/18 放送 | |||
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トークゲスト:氷川竜介(アニメ評論家)
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Webラジオ「どきゅあに」第1回 | 配信期間:- | 無料 | Play |
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氷川竜介著「20年目のザンボット3」 好評発売中! 放送から20年。LD-BOXの発売時期に合わせ副読本として企画されるが、執筆が進むにつれ一冊の書籍として出版されることになった。アニメファンの多くが知る氷川竜介氏による初単行本。 掲載されたデータや資料(作品紹介、あらすじ、キャラ・メカ設定、スタッフインタビュー)部分は、他のアニメムックより多めで、それだけでもファン向けといえる。だが、読み始めてみると、それらはあくまで作者が作品から得た驚きや感動の理由であることがわかる。 なぜ多くのファンが『ザンボット3』に熱くなったのか。その理由を教えてくれると同時に、アニメ作品に込められたスタッフの熱さを教えてくれる一冊。 番組内でONAIRする「宇宙の星よ永遠に」は、そのエンディングテーマ。 「20年目のザンボット3」に掲載された、金田伊功氏による多くの原画を見ながら聞いてみてはどうだろう。 |
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『無敵超人ザンボット3』DVDメモリアルボックス
(写真は「ANNIVERSARY EDITION」です。 『無敵超人ザンボット3』 放送:1977年(全23話) 制作:日本サンライズ(現・サンライズ)/監督:富野喜幸(現・由悠季)/キャラクターデザイン:安彦良和/メカニカルデザイン:平山良二/デザイン協力:スタジオぬえ/音楽:渡辺岳夫、松山祐士 『無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム』へと続くサンライズ・富野由悠季監督による連作。その第1作目であり、後のリアルロボット路線への第1歩となった作品。ヒーローであるべき主人公たちが守っている人々から石を投げかけられるだけでなく、その衝撃の最終回は、富野監督のリアリティへの挑戦なのかもしれない。 |
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『超合体魔術ロボ ギンガイザー』DVD-BOX
越智一裕描き下ろしBOX仕様 インナージャケット:越智一裕描き下ろし 『超合体魔術ロボ ギンガイザー』 放送:1977年(全26話) 制作:日本アニメーション、葦プロダクション/総監督:案納正美/キャラクターデザイン:内海勇夫、高橋資祐/メカニックデザイン:スタジオぬえ、メカマン/シリーズ構成:八田礼/美術監督:新井寅雄/音楽:横山菁児 ロボットアニメとマジックをコラボレーションさせた珍しい作品。ジックといっても手品ではなく魔術となっているのがポイントだろうか。主人公たちが所属する魔術団のトレーナーなどがロボットに変形。その胸にはスペード、ダイヤ、ハート、クローバーのマークがある。主人公・白銀ゴローは井上和彦氏の初主演。OP、ED曲をささきいさお氏が歌っている。 |
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『ケメコデラックス!』Blu-ray (※画像は、Blu-ray第1巻のものです) 『ケメコデラックス!』 放送:2008年(全12話) 制作:ハルフィルムメーカー/原作:いわさきまさかず(電撃コミックス刊)/監督:水島努/シリーズ構成:成田良美/キャラクターデザイン:杉本功/美術監督:吉川洋史/音楽:高木隆次 シリアスの次はギャグ。そんな作り方が目立つ水島努監督のギャグアニメ最新作。2等身ロボットに7等身美少女が入っている。デオチともいえるそんな設定の面白さでスタートしたはずなのに、見ているうちに2頭身バージョンまでも愛おしくなっていく…。これが水島マジックなのだろうか。ギャクの切れは当然だが、アクション、恋愛と楽しむポイントは盛りだくさん。 ところで、水島監督の次回作は、もちろんシリアスなんですよね? |
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『serial experiments lain』Blu-ray 発売日、価格他未定 『serial experiments lain』 放送:1998年(全13話) 制作:トライアングルスタッフ/監督:中村隆太郎/脚本:小中千昭/オリジナルキャラクターデザイン:安倍吉俊/キャラクターデザイン:岸田隆宏/美術監督:佐藤浩/音楽:仲井戸"CHABO"麗市 インターネットなどのネットワークと仮想世界を題材にした作品。その世界観やストーリーだけでなく、その後訪れるであろう(撮影や映像処理という意味で)デジタルアニメーションのはしりとしてもエポックメイキングな意味を持つ。その映像の端々に登場するコンピュータに関するネタは、パソコンマニアの間でも話題になっていた。また、主人公・岩倉玲音を演じた清水香里氏は当時中学3年生。声優デビュー作でもある。 |
集計期間 : 09/08/11~09/08/17