豚インフルエンザ 透析患者が相次いで亡くなり、いきなり「警戒モード」になってるII型糖尿病患者の小倉智昭
新型インフルエンザに関して
II型糖尿病患者の小倉智昭
は、
実に悪意のある報道の仕方
をしていた。
最初は
騒ぎすぎ
と、感染対策に悩む人達を嘲笑っていたのはこの辺りに。
2009-05-04 豚インフルエンザ II型糖尿病の小倉智昭が「騒ぎすぎ」と言い張る奇怪 メキシコでの死者は糖尿病などの基礎疾患を持った場合が多いのではと言われているのに何様→糖尿病や心臓病がある場合はタミフルが効かない場合も
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/05/ii-6add.html
この調子でしばらく
毎朝のように、日本の新型インフルエンザ「騒動」をせせら笑っていた小倉智昭
なのだが、
東京で感染者が出た
とたんに、ちょっと方向を変えたのはこの辺りに。
2009-05-21 豚インフルエンザ 「とくダネ!」の小倉智昭 相変わらずの風見鶏っぷり@5/21
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/05/521-5195.html
で、今朝は
最初に新型インフルエンザの死亡例
について扱うという事態になった。
亡くなられた沖縄と神戸の方はお二人とも透析患者
だった。
この話題を取り上げたとき、
小倉智昭は妙におとなしかった
上に
これまでの新型インフルエンザの流行については「とくダネ!」でも取り上げてきましたが
と一言。
なんで、小倉智昭がここまで
態度を豹変させた
かといえば
現在の透析患者の半数近くは糖尿病が重くなった患者さん達で占められている
からだ。2009年に日本透析医学会が発表した2008年12月31日現在の統計
「わが国の慢性透析療法の現況」(PDF)
によると、
日本の透析患者数 28万2622人
の内、透析に到った原疾患が
糖尿性腎症の割合 43.2%
と最も多い。ざっと計算すると
日本で12万2100人弱が糖尿病が原因となって人工透析を受けている
ことになる。日本の糖尿病患者は、圧倒的にII型が多いわけで、この12万2100人弱の糖尿病が原因の透析患者さんの大部分もII型糖尿病ということになる。だから、II型糖尿病である小倉智昭にとって
透析患者の相次ぐ新型インフルエンザ感染による死亡
は、
他人事ではない
のだ。つまり、
透析患者の死=自分の身に新型インフルエンザの脅威が降りかかる恐れが出てきた
と自覚した時点で、
これまで散々新型インフルエンザ対策を嘲笑ってきた男が、ころっと態度を変えた
わけである。
ま〜、II型糖尿病の小倉智昭が、新型インフルエンザを嘲笑うとは、天に唾する仕業だったので、こうなることは最初から見えてたんですがね。
いまの流行は
新型インフルエンザを軽視する小倉智昭の姿勢
とは無縁ではない。小倉智昭が、散々
そんなに警戒しなくても大丈夫、日本人は騒ぎすぎ
と、インフルエンザに対する備えをバカにしてきたことをわたしは忘れない。こうした
慎重な姿勢の人間をバカにする態度
が、いまの
ええ?夏も流行してるの?
の遠因の一つである。インフルエンザ対策は
夏も引き続き行う
のがスジだったのだが、そうした備えを
嘲笑によって打ち砕いてきた1人が小倉智昭
である。
いまになって態度を変えたのは
自分が新型インフルエンザになったらどうしよう
と恐れおののき始めたからにほかならない。
公共の電波を自分の気分で私する「毒舌」
が
公共の福祉に反していた
のが、今回の新型インフルエンザ流行に関して、小倉智昭がしてきたことである。
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