2009年 8月 18日
夏の決戦スタート 衆院選公示
第45回衆議院議員選挙が18日、公示されました。岡山県の5つの小選挙区には19人が、香川県の3つの小選挙区には12人が立候補しました。4年ぶりとなる今回の衆院選は自民・公明両党による連立政権の維持か、民主党を中心にした新たな政権の誕生か「政権選択」が最大の焦点となっています。各政党は景気対策や社会保障制度などの政権公約・マニフェストを発表して政権担当能力をアピールしていて有権者の判断に注目が集まっています。戦後では初めてとなる8月の選挙戦は18日から12日間の舌戦がスタート、投票は今月30日に行われます。

お盆の交通量 ETC効果で大幅増加
お盆期間中の高速道路の交通量がまとまりました。岡山・香川ともにETC割引の効果で前の年より大幅に増加しています。ネクスコ西日本は今月6日からおとといまで、岡山県と香川県の高速道路、あわせて4つの区間で交通量を調査しました。岡山県では3区間をあわせた交通量が12万5900台で、前の年に比べて約20%増加、香川県でも1区間で4万2700台となり、約30%増えました。渋滞は、岡山県では、15日に山陽道上り線、岡山インター付近で約29キロとなったほか香川県では15日に高松道上り線、徳島県境の大坂トンネル付近で発生した17.7キロが最高となりました。ネクスコ西日本では増加の理由について「ETC割引の効果が表れた」と話しています。

中学生が裁判員制度学習
裁判員制度への理解を深めようと岡山市の中学生が18日、岡山地方裁判所を訪れ、裁判員制度について学びました。参加したのは岡山市の灘崎中学校の3年生、24人です。裁判員に選ばれた市民が被告の有罪、無罪や量刑を決めることなど裁判員制度について裁判所の職員から説明を受けました。これに対し生徒たちは「無期懲役や死刑も裁判員が決めるのか」や裁判員に選ばれても「行けない場合はどうしたらいいのか」など質問し、制度への理解を深めていました。今回の学習は社会科見学の一環で中学校が企画したもので、裁判の仕組みや社会のルールについて肌で感じてもらえればと話しています。