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日本ハム3人の新型インフル感染確認

 北海道旭川市保健所は18日、プロ野球日本ハムのスレッジと宮西尚生両選手、福良淳一ヘッドコーチの新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。日本ハム球団は3人とほぼ同時に発症した金森敬之選手と快方に向かっている大野奨太選手も、新型インフルエンザに感染した可能性があるとみている。

 選手らは旭川市での試合前にのどの痛みを訴え、簡易検査を行った結果、新型の可能性があるA型インフルエンザと診断されていた。

 藤井純一球団社長は「試合の延期や中止は考えていないが、選手と接触があるサイン会等のイベントは当面自粛したい」と説明した。パ・リーグの花井史朗光統括は「球団から報告は受けている。今後の状況次第ではリーグとして考えなければならないが、現時点では対応する段階にないと考えている」と話した。

 日本ハムはこの日、関係者約20人が検査を受け、感染者以外は陰性と診断された。ただ、島田利正チーム統括本部長は「潜伏期間が1週間ほどあるらしいので、予断を許さない状況」と感染の拡大を懸念した。

 球団は大野選手を札幌市内の合宿所に隔離しており、残りの4人も今後同様の措置を取る方針。

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