2009年08月19日

どんなに惨めな負けたかをしようが田代支持は変えない

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
横浜 0 0 0 0 1 0 1 0 1 3
巨人 5 1 0 0 0 1 0 3 X 10

安定した投球のゴンザレスワンバウンド二塁打という不運もあったが正直力負けである。
指摘すればキリがないほどのミスが出た試合だったが、ジョンソンが本格的に打ち始めたのは来季の打線編成上非常に大きい。

ファンが感じる疑問のひとつに、リードに問題のある武山をなぜこれほど使うのかとうこともあるだろう。
武山が8月19日に一軍昇格してからベイスターズはこの日(18日)を含め23試合を消化している。
その間、武山が先発マスクを被った試合は13試合。細山田が10試合である。
その内訳は以下のとおりである。

【武山】 3勝10敗(勝率2割3分)
● 3 - 6
● 2 - 4
● 4 - 5
● 0 - 8
● 4 - 5
● 3 - 10
○ 4 - 3
● 4 - 7
● 4 - 5
○ 4 - 3
○ 6 - 3
● 4 - 6
● 3 - 10

【細山田】 6勝4敗(勝率6割)
● 2 - 6
○ 7 - 1
● 0 - 2
○ 7 - 6
● 3 - 6
○ 9 - 8
○ 8 - 3
○ 4 - 3
○ 13 - 2
● 3 - 12

もしあなたがファンから連日采配批判をされている監督の立場だったら、細山田を先発させればある程度勝ち星が期待できるのに、これほど武山を使えますか。

「俺はかなり我慢強いよ」
田代監督代行が就任時に言っていた言葉である。
その時は何に対して我慢強いのか正直言ってよく解らなかったのだが、ようやくその言葉が理解できた。
田代という監督は本当に凄い。
よくぞこれだけ我慢できるものだ。
その構想は理解できても、とてもじゃないが自分はこれほど我慢する自信がない。

たとえ細山田で目先の試合を勝ったとしても、それは来年にはつながらない。
もしも勝ちたいという誘惑に負けて、細山田を使いすぎて故障でもさせてしまえば、それは来年の勝ち星を前借りして今勝っただけのことである。
田代批判派は、単に捕手を見る目がない代行が細山田よりも武山を評価しているだけ
と言うかもしれないが、これだけ明確な数字を監督代行を含めたスタッフ全員が知らないなんてありえない。

今の横浜はその日の試合を戦いながらも、すでに来年に向けた準備を始めている。
村田の早期復帰を望まないのもそうだし、藤田を簡単にレギュラー扱いしないのもそう。ジョンソン、石川という身の毛もよだつような三遊間を組んでいるのも来年への布石である。
素人が考えても解るような勝つための起用すらできない人間に、就任後わずか三ヶ月で打線の建て直しなどできるはずがない。

今の武山の勝率は2割3分だが、できれば5割くらい、それが無理でもせめて4割程度に底上げできれば、来季は単純計算で77勝67敗となり貯金が10個できる。

細山田 100試合×6割=60勝
武山 44試合×4割=17勝
           ↑
要するに、今はここのところの工事中ということである。
だから負けても負けても武山なのだ。
来季の貯金の数は武山の成長にかかっている。

貯金10個は各チームの勝敗次第では十分にCS出場が適う成績である。
来季の横浜はこれくらいの成績は普通に期待ができる。
もしもいい投手コーチが補強できれば優勝争いすら夢ではない。
田代監督代行はチームをガタガタにした前任者の尻拭いをし、正捕手を他チームにプレゼントしたフロントの尻拭いまでもしなければ、スタートラインにすら立てないのだから大変である。
武山がものになるかどうかは判らない。
しかし二番手の捕手の育成は、来季に向けてどうしてもやらねばならぬ課題である。たとえ連日配球ミスをしようが他に選択肢はないのだ。
どれだけファンに批判されようが、これからも自分は田代監督代行を支持する。

yamakawa930 at 00:34│Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!横浜ベイスターズ試合結果 

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この記事へのコメント

1. Posted by カワマン   2009年08月19日 00:51
1 痛いとこ突かれた批判コメントだけ消してやがるw

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