2008.01.23

朝から激烈な頭痛が続いて、吐き気までしてきたので病院に行こうかと思ったけれど、なんでだか体はお弁当を作ったりしている。母は強い。
チビを起こしながら「雪だよ!」と言ったら、まだほとんど寝ている感じなのにベッドに立ち上がって外を見て「わ〜い、雪だ!」と踊っていてかわいかった。子供ってほんとうにいいな。そのあとメールしたいっちゃんも「寒いけどワクワクします!」と書いていて、若さってすてき!と思ったけれど、私も嬉しかった。梅も咲いてるし、庭がきれいだし、なんといっても静かで明るいし。
窓の外は雪なのでバイトの人たちをお休みにしてあげて、お迎えに行って、チビといっしょにここぺりに行った。
あまりにも頭が痛くて、おしゃべりもろくにできない私だったが、マリコさんがマッサージの間チビとずっといっしょにゲームをしてくれたので、ものすごく助かった。リセットさんが出ると毎回マリコさんに抱きついてきゃあきゃあ言っているチビに「その人が君をこの世に出してくれたんだよ」と言いたいけれど、わけがわかってないんだろうな〜!感慨深い光景であった。
ミナコさんの超絶技巧で、頭以外の部分がどんどんほぐれていった。頭が最後に残っていたが、一時的にもっと痛くなっても多分大丈夫だろうとふんで、そうっと帰った。帰りにいつもの焼き肉屋さんでサムゲタンを食べて風邪も吹き飛ばした。
頭痛だと世界がひたすらに悲しく見えてくるものだが、今日は会った人がいい人ばっかりで「みんないい人ばかりだなあ」と思えるラッキーな日だった。
そういえば自由が丘の駅の近くに全員がいい人でこわいくらいのおそばやさんがある。
ラブ子が死んだ次の週にひとりで入って、いい人ばっかりなので思わず涙が出たくらい、ふんだんに親切なのだ。ヒロチンコさんは一人暮らしのとき「いい人たちすぎてかえって入りづらかった」というくらいの感じのよさ。そこでおそばを食べていたら、トップオブザいい人のおかみさんが「あのねえ、きのう、お店のカードはないか、っていうお客さんがいたのね」と言っているのが聞こえてきた。聞いているのはベテランの従業員のこれまたいい人のおばさん。
おかみさん「それでね、カードはないからマッチをさしあげようと思ってね、下からさっとマッチの箱を出したら、なにかのひょうしに火がついて、ちょうど目の前で燃えたの!びっくりしたわ〜」
おばさん「それは…」
あぶなかったわね、もしくは大丈夫だった?を想定して聞いていた私。
おばさん「マジック〜!?」
うふふと笑い合うふたり。思わずお茶を吹き出してしまった。
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