2009年8月17日 18時13分更新
子どもたちの「理科離れ」を防ごうと、夏休み中の小学生を対象にした科学教室が岡山市北区で開かれました。
この教室は、子どもへの指導法を研究している教員のグループと岡山理科大学が開いたものです。
集まった130人の子どもたちは3つの教室に分かれ、このうち1つの教室ではドライアイスを使った実験が行われました。
子どもたちは、ドライアイスの入ったコップの中の気体でろうそくの火を消す実験を実際に体験してみて、ドライアイスが気体になった二酸化炭素には火を消す性質があることを学びました。
また、ドライアイスをフィルムケースに入れてふたをしたまましばらく置いておく実験では、ドライアイスが気体になって内部の圧力が高まりふたが勢いよく飛び出す様子を見て、子どもたちは大きな歓声を上げていました。
参加していた子どもは、「最初は疑問だったことが実験をすると分かるので、実験が好きです」と話していました。
この催しは18日も岡山理科大学で開かれています。