岡山放送局

2009年8月17日 18時13分更新

天皇杯サッカー写真展


サッカーの日本一を決める天皇杯・全日本選手権のこれまでの名場面を撮影した写真展が岡山市北区で開かれています。

この写真展はサッカーのプロとアマチュアが垣根を越えて日本一を争う天皇杯の写真を集めたもので、会場にはことしで89回に及ぶ大会の名場面の写真、30点が展示されています。

このうち昭和44年、第48回大会の写真は当時ヤンマーに所属していた釜本邦茂選手が決勝ゴールを決めた瞬間を撮影したもので、この大会から決勝戦が元日に開催されたほか、NHKの中継が始まりました。

また、第70回大会の写真は決勝史上はじめてペナルティーキック方式での優勝争いとなったもので、手を挙げて勝利を喜ぶチームがいる傍らで、座り込んで敗北を悔しがるチームも象徴的にとらえています。

このほか東京の国立競技場で初めて試合が行われた昭和43年の大会の写真なども展示されていて、会場を訪れた人はこれまでの天皇杯の名場面を熱心に眺めていました。
この写真展は今月23日まで岡山市北区柳町の「さん太ギャラリー」で開かれています。