「新日本、G1クライマックス」(16日、両国国技館)
IWGP王者の棚橋弘至が、準決勝で中邑からボマイェ(顔面ひざ蹴り)を浴びて病院送りにされた。「一番負けたくない相手に負けた」と話したが、2年ぶり2度目の優勝を逃したばかりか右目付近を損傷。眼窩(がんか)底骨折の疑いもあり、最悪の場合、戦列離脱も。9・27神戸大会で予定されているIWGP防衛戦も、王座返上を余儀なくされる可能性さえ出てきた。