昨年の中秋節10月2日~7日の間、中国東北部を旅行しました。
今回の旅行は私の中国感を変えてくれたとっても刺激的な旅行でした。
ちょっと時間が経っちゃいましたが、そんな私の「大冒険」をUPしますので、良かったらご覧下さいね^^
★香港→深セン→ハルピン編★どうやら航空業界では香港は「中国」に分類されていないらしいです。
香港から中国の各都市の空港にダイレクトで行く便と比べ、香港から隣の広東省の深セン空港まで行き、そこから中国の都市へ飛ぶほうが、国内便割引価格60~80%の料金で飛べるそうなのです。
そこで私も貧乏個人旅行なので深セン空港から飛ぶ便を取りました。
深センからハルピンへ行く便は一日一便。しかも朝かなり早い便しかありません。
その便に乗るには、九龍の中港城のフェリーターミナルから出る始発のフェリーに乗らなくてはなりません。乗り遅れたらもう間に合いません。前日は早々に休み、朝は5時起きでフェリーターミナルに到着しました。深センは中国なので、ここで出国手続きが必要になります。
こんな早い時間にフェリーを使うのは「珠江」へゴルフに行くような日本人のおじさま方などが殆どらしく、あまり混んでなく比較的スイスイと出国できました^^

フェリーのスケジュール板です。
空港に着き、お迎えのシャトルバスが来ていたのでそれに乗って10分少々で空港に着きました。
航空会社のカウンターでチェックインです
私の今日の利用便は「深セン航空」・・・聞いたことありません・・・iill||ll○| ̄|_ll||llii
飛行機へは近くまでバスで行き、タラップを直接上るタイプでした。

飛び立って数十分後・・・。ごはんが出てきました。
左から、トマトプリッツ、奥・よくわからないけど何とか豆腐・・・と書いてありました、手前・パン、みかん
メイン・中華丼みたいなごはん(奥の金は蓋になっていた金紙を丸めたものです)
それと一番右・・・これ意味不明なんですが、ストラップ・・・iill||ll○| ̄|_ll||llii

6時間位乗ったでしょうか・・・。ハルピンについた時間はまだ午後2時過ぎ位でしたが、曇っていたので少し暗い感じでした。香港のアッケラカンと暑く雑音が常にガヤガヤとうるさい場所とは違う、なんだか落ち着いた、音が静かな分寂しい感じさえしたハルピンの第一印象でした。

宿泊場所も決まっていなかったので、とにかく駅の近くまで移動しようと思い、
駅の方まで行くエアポートシャトルバスを利用しました(20元)。
30分毎だったのですが、私が着いた時、行っちゃったばっかりだったので、約30分まるまま待ちました^^;
出発して1時間。バスはハルピン駅に着きました。

そこから「地球の
歩き迷い方」という本で目星をつけた「国際飯店」というホテルを目指して20キロのバックパックを背負い頑張って歩き出しました。
黒龍江省博物館前のロータリー
奥に見える二本のタワーは「信和なんとか」と書いてありましたので香港に本社がある「信和(シノ)」グループの物件なんだなぁ~と思いました。近くを通ったら、「香港なんとかかんとか」みたいな名前のショッピングセンターかホテルの名前が見えたので、「あ~やっぱりそうなんだ」と確信しました。「このホテルだったら、きっと香港からでも予約が取れるかもしれないなぁ。」なんて思いながらまた歩き出しました。
この辺りの方達に信号は要らないみたいです・・・どんなに激しく車が往来しても、そこが例え五車線だろうが六車線であろうが、関係なく平気で横断しちゃいますもんね^^;
というか、それが渡れる様にならなければここでは生活できないんじゃないかな~とも思いました。
そうこう言っていると、私の探していた「国際飯店」のある場所に到着・・・。
着いてみて愕然。何度も自分の目をこすってみる・・・
・・・ここってさぁ、
どう見ても廃墟じゃん^^;しかもここ数ヶ月の代物じゃありませんよ~( ̄  ̄A;;
本当に「地球の
歩き迷い方」は信用が出来ないですね~。
という訳で、私は当てもなくその周囲を歩き回り「黒龍江省中国旅行社」という旅行会社を見つけました。
その、旅行会社とは思えない寂しいお店の扉を叩き、出てきたスタッフさん・・・日本語はおろか英語も、片言さえも通じないんですが、そんな旅行会社ってあり!?!?!?
もうスタッフさんとの会話は全て紙に漢字書いた筆談でした( ̄  ̄A;;
で、紹介してもらったのは、先ほどのロータリーの近くの「新世界ショッピングセンター」内にある「東北華庭(North East Court)」でした。中国旅館の相場を知らなかった私は「地球の
歩き迷い方」の相場を鵜呑みにし、一晩300元ということで快諾しそこに宿泊を決めました(後から知ったのですが、これは
かなりぼったくられた様です。普通飛び込みで行ったら150元でもお釣りが来そうな勢いでしたから(- -A;;;)
翌日、ホテルの前の道を横断したところにある中国銀行へ行き、ホテル代を払ったらすっかり貧乏になってしまったお財布を補充しようと両替に行ったら・・・
「中秋節の間はUSドルからしか両替できません<きっぱり!」
と言われてしまいましたiill||ll○| ̄|_ll||llii
香港ドルだって同じペックス制なんやから両替してぇや・・・
幾ら懇願しても
「没有!」のイッテンバリ・・・iill||ll○| ̄|_ll||llii
隣の白人さんも銀行のネーちゃんに怒ってました。
「あんたよ~、このホリデー中に外国人がどれだけここハルピンに観光しに来ると思ってんのよ!ハルピンって都市なんでしょ?都市の銀行が一週間まるまま両替業務が出来ないなんてどーいうこと?全ての人がUSドル持って来てる訳じゃないでしょ?ホテルはいいわよカード使えるから。でも街でご飯食べたりする時、現金がなきゃ何も買えないでしょ?どういうことよ!プンプンプン!」
私は隣で「もっともだ~、もっともだ~」と頷いていました。
両替が出来ないと知り、貧乏旅行に輪をかけて節約旅行を強いられてしまった私は、安いごはんを食べようと街をうろうろ歩き出しました。
ひとまず駅の方へ向かって歩き出しました。
ハルピンは冬の氷祭りが有名です。
その所為でしょうか、駅前のフェンスの形も雪の結晶のような形をしていました。
あ!私はあることを思い立ちました。
・・・ハルピンに住んでいる友香さんに置手紙を残そうっと。
その場でショコショコと紙片にお手紙を書き、雪の結晶のフェンスにおみくじのように縛り付けてきました。

でもその後、友香さんがここへ行って下さった時には既になかったそうです(*´・ω・`*)ショボーン
知らない人が見たら顔から火が出そうな恥かしい内容だったので、このメモを開いてみた人が日本語を理解できない人であることを心から祈るばかりのhappyukoなのでした^^;
・・・友香さん、ご迷惑をおかけしてしまってすみませんでしたo(_ _*o)
(ハルピン散策編へ続く)
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