政権交代が注目される衆議院議員選挙の公示を18日に控え6党の党首が激論交わす
政権交代が注目される衆議院議員選挙の公示を18日に控え、6党の党首が激論を交わした。
麻生首相は「私が最も訴えたいことは責任力です。戦略なきバラまきでは経済は成長しません」と述べた。
民主党の鳩山代表は「民主党に政権交代のお力をお与えいただき、ぜひ一緒にチェンジで日本を蘇らそうじゃありませんか」と語った。
麻生首相は、「民主党の政策は財源論があいまい」と批判し、民主党の鳩山代表は、政権交代すれば、財務大臣など重要閣僚は政治家を起用する考えを表明した。
公明党の太田代表は「(経済指標が出て)プラス成長ということが明らかになりました。わたしは今が正念場だというふうに思っています。切れ目なくこの予算を執行する」と述べた。
共産党の志位委員長は「自公政権を退場させたら、民主党中心の政権となるでしょう。よいことには協力、悪いことにはきっぱり反対の立場で、現実政治を前に動かすために頑張るつもりです」と語った。
社民党の福島党首は「社民党と民主党は政党が違いますから、考え方が違うところもあります。しかし、だからこそ社民党の存在が重要」と述べた。
国民新党の綿貫代表は「小泉・竹中政治の後始末、どうなっているのか。これを検証せずして、マニフェストということで、(自公は)いろんなバラまきをやっておる」と語った。
また麻生首相が、民主党が鹿児島の集会で、2つの日本の国旗を加工して民主党の旗として掲示していたと批判したのに対し、鳩山代表が「けしからんことをやった人間がいるとすれば、申し訳ない」と述べた。
(08/17 18:40)