心の調律

大切にしたいこと、大切なものをご紹介します

謡とさくらと

2009年03月12日 17時00分24秒 | 趣味
 私は月に1度「謡」を習っています。

謡というのは、能の中の舞に添えられる歌謡。

今、習っているのが



蝉丸・・・この謡本は宝生流(能の流派)で表紙に5つの雲が描かれています。
宝生流の会は「五雲会」という名前の催しがあり、お稽古のときの扇にも五雲の
絵柄が書かれています。雲の流れに栄の意味があるようです。

中はこんなかんじ



各役どころー主役はシテ、準主役はツレ、脇役はワキとなり、この楽譜(謡本)
には、それぞれのパートの歌詞が書いてあります。

上部には、舞台の配列やら、謡い方の注意点などが書かれてます。

蝉丸は世阿弥元清作。
内容は醍醐天皇の第4子の皇子である、蝉丸の宮は両眼が盲していた。
これを哀れに思った父帝が山に庵をもうけ、そこに彼の髪を剃らせて入れてしまった。
琵琶と友として、朝夕を侘しく送っていたところ、もの狂いし庶人に下った姉宮
の逆髪が通りかかる。再開を喜びつつ、都にいたわが身と今の違いを歎き、悲し
むのであったが、何時までもそのようにしていられず、泣く泣く別れたのであった。

この姉宮の逆髪さんですが、逆上して髪の毛が逆立ってしまい、それが治らずに
逆髪という名前になっているようで、それって、ギャグなのかな〜と?

謡をしている、というと高尚な趣味ね〜と言われることがあるのですが、そんな
こともなく、やってみると楽しいものです
大きな声で謡うので、ストレス解消になるし、何せ、知らないことばかりなので
楽しいです。

以前、能を見に行ったときは??
分からないことが多くて、いまいち面白くなかったのですが、今は見ていて楽しいなと思えるようになりました。

また、今は 入門・能の世界  こういうサイトがあるので便利です。

継承されている舞台芸術では「世界最古」と言われる「能」
何か能や狂言の催しがあったら、ぜひ、足をお運びくださいね。


今日はパパさんがお休みで、お昼にお弁当を買って山へ(高麗ちんドッグらん)

桜の花芽が膨らんできました



月末には開花とか・・・・楽しみです
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2 コメント

Unknown (peko)
2009-03-13 07:16:02
ああ!謡!父が生前やっていました。
私は全く興味がなくて、内容とかもよくわからないけど
こういうストーリー仕立てになっているのね。
謡は詩吟とはまた違うのかしら?
父は詩吟もやっていたの。
でもカラオケはへたっぴでした〜(^^;

もうすぐ桜の季節、楽しみだね〜♪

pekoさんへ (早紀)
2009-03-15 17:13:17
 わあ〜謡をなっていたのね!素敵だわ。

詩吟は詩を暗唱するのよね。義母がやっていますね。大阪で。

楽しいのよね〜謡いだすと。はまるよ〜♪

音階が少ないのね、日本の音楽ってドレミは7つじゃない?日本は4つか5つだったと思う・・・だから独特な旋律なのね、雅楽とか♪

そうそう、桜、楽しみ!

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