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借り主女性社長の困惑
押尾学と「落日」ヒルズ
(AERA 2009年8月17日号掲載) 2009年8月14日(金)配信
夫婦仲良かったはずが
部屋に入るまでには、ICチップ付きのキーを3回使う。森ビルによると、居住者に渡されるキーの数は広さによって違うが、複製は不可能だという。
押尾は、店で飲んでいる時などに、現場の部屋について、
「オレの部屋。夜景がきれいだよ」
と話していた。
死亡した女性は、銀座のクラブのホステスだった。海外に行きたいという夢を語っていた。クラブでの彼は、仕事や家庭のグチが多かったという。
押尾の川崎市の自宅マンションの隣は矢田の実家だった。矢田の所属事務所は、事件後、2人が半年前から別居していたと公表した。芸能ジャーナリストの松本佳子さんは言う。
「別居していると事務所は発表したけど、2、3カ月前には子どもを連れて近所を歩く姿が目撃されている。子煩悩で、夫婦仲がいい印象が強かった」
彼は家の近隣で見せていた顔とは別の顔で、ヒルズのキーを使っていた。
女性社長と近しい広告会社の社長は、かばった。
「彼女は被害者だ」
6月23日、女性社長はブログにこう書いていた。
〈押尾先生率いる、LIVのリハーサルに陣中見舞い。学の顔は、ほんとうによく出来ているなぁ。体は鍛錬の賜物。たまの付き合い以外はめったにお酒も飲まず、タバコなんか大嫌いな彼。〉
この日のブログは、事件後に削除された。(敬称略)
薬物問題取材班
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