流石兄弟には耳がある

　早く来てくれ冬ーっ！
と思わずクリリン化して叫んでしまうような昨今。


ぱーぺきな雑記の人が言うには例の悪評の方が有名になりつつある『（　-∀･）　「２＋１」のようです　(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ』が読んでてムカムカしてくると仰る。
これはブーン系界のハイエナと呼ばれた俺が見逃すわけにはいかない。
そう呼んでるのは俺自身だけだがな。

こうして他人が批判してるのに便乗すれば、つまりあくまでぱーぺきな人の意見にも同意出来るとか何とかってのたまってりゃ、俺自身の「いい人」って評価を崩さずいられるってワケよ。
俺の意見じゃないもーん、ぱーぺきの人が言ってるんだもーん、俺はそれにちょっと同意しただけだもーん。
どうだ、これがブーン系界のハイエナだ。


　で、俺も読んでみたわけよ、２+１とやらを。
とりあえず五話か六話まで行ったんだが……な、なんだこのムカムカは。確かになんかムカついてくるぞ！
この文章は不快感を煽るな。

　具体的に言うとこれは多分、読者の為に書かれた作品じゃあないからじゃね？
あまりにも独りよがりというか、なんか……誰の意見も取り入れず、作者の頭の内側だけで組み立てられた「これ面白いだろ？　ん？」とか「これかっこいいだろ？」というのを無理やり押し付けられてる感じじゃないか。
何故そんな感じがするのかというさ、キャラの会話や地の文の語りが独り言の応酬みたいで悪い意味で噛み合ってない。
だからパロディやギャグらしきものも全部滑ってる。

　普通の人間同士の会話じゃないよこんなの。
ただただ作者の脳内妄想キャラ同士の馴れ合いを見せられてて、そこが多分ムカつくってことなんだろう。

　モララーが完璧すぎるのも痛い。
これ間違いなく妄想の中の作者自身じゃないか。
俺もよくそういう妄想したけど、書いて人に見せたことはないぞ。



　以上分析終わり。