遺体を山中に埋める、容疑で男３人逮捕…佐賀

　佐賀県警神埼署は１６日、佐賀市高木瀬町長瀬、リサイクル業江島幸夫さん（３８）の遺体を山中に埋めたとして、同市新栄東４、古賀稔容疑者（２４）ら３人を死体遺棄容疑で逮捕した。

　ほかに逮捕されたのは、同市本庄町末次、鷲崎幸一容疑者（３１）と、同市富士町小副川、納富崇宏容疑者（２７）。

　発表によると、３人は７月末ごろ、江島さんの遺体を、同県神埼市神埼町の長崎自動車道近くの山中に埋めて遺棄した疑い。３人とも容疑を認めているという。

　古賀容疑者が１６日朝、県警佐賀署に「高速道路近くの山中で人を殺して埋めた」と電話し、３人が自首。供述通り、現場から江島さんの遺体が発見されたため、逮捕された。

　３人は「江島さんの営業成績が悪かったため、遺棄現場近くで暴行を加えた。江島さんがぐったりしたため、付近にとめた車の中で数日間、傷の手当てや食事の世話をしたが死んでしまい、遺体を埋めた」などと供述しているという。神埼署は殺人、傷害致死容疑を視野に調べている。