長谷川の次戦はV10優先 真正・山下会長が示唆
WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(28=真正)が年内に計画する次戦は、10度目の防衛戦が濃厚となった。西日本新人王が大阪府立体育会館第2競技場であった15日、陣営の山下正人会長が「大台を目指すことが濃厚」と語った。長谷川は7月14日に9度目防衛を2試合連続の1回KOで達成した。ただ、減量苦が深刻で、試合翌日も「体格的には(2階級上の)フェザーぐらいまでいけると思う」と王座返上の可能性をほのめかせて、10度目防衛か2階級制覇かで進路が注目されていた。すでに神戸市のジムで軽めのトレーニングは開始している。
[ 2009年8月16日付 ]
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