苦節12年…真壁傷だらけのG1初制覇
G1優勝トロフィーを手にポーズを取る真壁刀義
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新日本の「G1 CLIMAX2009」最終日が16日、東京・両国国技館で行われ、真壁刀義(36)が優勝決定戦で18分29秒、キングコングニードロップからの体固めで中邑真輔(29)を下し、悲願のG1初制覇を果たした。準決勝では額から流血しながらノアからの刺客・杉浦貴(39)を退けた真壁は、優勝決定戦でも中邑の激しい打撃を受けて再び流血。顔面を赤く染めながらも中邑の腕ひしぎ逆十字固め、ランドスライド、ボマイェを受け切り、必殺のキングコング・ニードロップ2発で勝負を決めた。
デビュー12年目にして大きな勲章を手にした真壁だが、額に包帯を巻き、痛めた右腕を吊る痛々しい姿。それでも「次は棚橋、てめえのベルトだよ」と棚橋弘至(32)の持つIWGPヘビー級王座への挑戦を宣言した。また、試合後はZERO1の火祭りで優勝した崔領二(29)がバックスタージに登場。火祭り刀を手に対戦を迫ると、真壁は「お前が好きな時にやってやるよ!」と受けて立つ姿勢を見せた。
【試合結果
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