傾奇魂−かぶきだましい−

一言メッセージ :野外演劇出身のド・外道クルー『猫道一家』の猫道が日常の諸々を斬る!

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あの日に帰りたい

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さらば金髪

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連休の間だけ金髪だった。黄金週間というからには、自らも
黄金となって遊びつくそう!という気概をブリーチに託したのだ。
猫道プレゼンツ『赤旗JAM』vol.1、『猫道一家樹海合宿』が
立て続けに行われ、日々を愉しみ尽くした。割と喋り、割と呑み、
割と汗をかき、割と学び、割と仲間を惚れ直した時間やった。
今夜は甲州葡萄を思いっきり熟させてから醸造した激甘口ワイン
『甲州遅摘み』の芳香と共にお送りする。
流れるミュージックは英国の至宝 NEW ORDER!

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◆『赤旗JAM』vol.1

猫道一家周辺の役者を集めて一人芝居を10本見せるという企画『赤旗JAM』は
予想以上にライブ感溢れる体力勝負のイベントになった。会場のタナトス6は
無理のある満席。熱気とアルコヲルがオーディエンスからいい意味で正常な判断力
を奪い(笑)、猫道 ⇒ 若林みな葉 ⇒ 郷家まさゆき ⇒ 三輪真弓とワイワイムード。
個性豊かな独演が受け入れられた。次いで、植村悠人 ⇒ 石井理加 a.k.a テトラ ⇒
石川尚 ⇒ ハマカワフミエと玄人向けの変拍子プレイでしっとりと空気を創る。
ラストは大口達也 ⇒ 吉田ミサイル。徹底した笑いの攻勢で盛り上がって〆。
総タイム5時間の満腹ライブであった。オーガナイザーとしてはうまくいった思う。

このイベントの仕切りはDJにも似て、各パフォーマーの持つリズムや明度、カラーを
いかに感じ、手札を切っていくかが重要である。初めてイベントを主催したが、激楽しい。
今後も精進していきたい。
トリの吉田ミサイルのステージは、超満員のため覗くことすら難しい盛況ぶり。
そのため、俺からは舞台がよく見えなかったが、楽しそうにパフォーマンスを眺める
お客さんの表情を見ているだけで嬉しかった。「客の笑顔がもっと見たい」とか
猫道らしからぬことを思ってしまった。新鮮。

3番手の郷家まさゆき 〜 9番手の大口達也まで、オペレーターブースの脇にて観戦。
猫道一家後援会長の小浦未堂氏や、劇団敏感の弾☆NOW、バングラッシーの折原敬一、
寺嶋志織らと一緒にアレコレ話しながら観た。皆、出演者のプレースタイルや人間性を
ある程度知っているせいか、パフォーマンスの際の言葉の選び方・展開・照明音響プラン
などにいちいち反応。本当に面白かった。あまりにその人らしくて。
特に、抱えている思想や感情を日常生活では秘めて出さないテトラなどは、
語りたいことを語りたいように演っていて、危なっかしいながらも自由に、
かつ魅力的に輝いていたと思う。
また、大口達也は芝居の90%が理詰めで展開されるあたりいかにも彼らしく、
クレイジーケンバンドでポップに〆るラストなどは曲がカットインする
タイミングがいかにも劇団カリフォルニアバカンスの仕業であった。
このようにイキイキとしている役者衆をまた観たいので、『赤旗JAM』は
今後も定期的に執り行うこととす。

≪いい仕事をしてくれたスタッフ陣に御礼≫
音響のふな蔵さん・照明の若井くん・舞監の冠ちゃん・宣美の羽尾ちゃん
タナトス6の岩田さん&徳岡さん、マジで助けられました。サンチュ!




◆『猫道一家 樹海合宿』

猫道一家党首の俺、猫道一家の母こと三輪真弓、高橋正樹さん、活劇工房の友寄隆一郎、
ライアン相撲を主宰する高田翔一郎という楽しげな5名で青木ヶ原樹海へGO!!!!!!
洞窟の霊性にヤられたり、樹の海の凶暴な美しさにヤられたりと充実した時を過ごした。
たくさんの捻じ曲がった木々と苔、溶岩、氷柱、焚き火の炎、富士の雄姿、静まり返る
西湖の湖面などが冷えた空気の感触と共にずっと記憶に残るだろう。

青木ヶ原に赴くのはこれで3回目だが、道をそれて樹海に突入したのは今回が初めて。下界で購入
したビニールテープで線を引きながら彷徨う。かつてCoccoが唄っていた『樹海の糸』である。
奥に足を踏み入れると、「人が残した足跡」・「足跡だったもの」・「足跡かもしれないもの」
の区別がぼやける。ファンタグレープ、君は一体何年ここにいるねん?テープ、君は一体いつ
張られたんや?古道、君は一体いつ造られたのか?
無数のテープが混線する区域では一歩間違えれば、現世へ戻れなくなってしまう。
途中、気がつくと背後に環境省の隠密が立っており、奥に進まぬように警告を受ける。
聞けば彼は環境保全のため、テープを回収してまわっているとのこと。恐ろしい隠密である。
テープが道とは心許無いが、無いよりましというもの。隠密を振り切り、帰りの時間を
計算しつつもどんどん奥へ進む。すると、地図に無い古道が現れ、しばらく進むと終点へ…
そこには、樹木に結ばれた首吊り用のロープと遺留品があった。靴。14日で止まった時計。
ここで何があったのか。想像しかできん。近くにもバックと靴、入れ歯洗浄剤、日本酒『鬼殺し』
のパックが残っていた。俺等が動揺する中、樹海はいたって冷静。人の所業なんぞお構いなしに
地盤は隆起し、樹はうねっている。雷に打たれ、裂けた幹が「戻れ」と言ったので引き返す。
テープを回収しながら下界へと進む道は短く感じられ、徐々に血の気が戻っていくようであった。




ショージキ、ここ数ヶ月の間、生きていて面白味や喜びが少なくってならんかった。
生きていてつまらなかったのだ。活劇工房の春公演などを観て、その感覚はピークに
達したやもしれん。で、26歳でもダイガクセー並に学んで、遊んで、この世を愉しみ
尽くしてやるぞと思った。また、尊敬するミュージシャンである向井秀徳がリリック
の中で「頭どんだけ狂っても生の実感だけは持っとこう」と言っていたので参考にす。
そんなわけで、黄金週間は金髪でソロライブをし、樹海の奥まで攻め入ったのである。
人間の輝かしい一面・荒廃した一面をじっくりと観て、「生の実感」を持つことが
できたように思う。「充実した派手なライブ」と「人外魔境で死を見つめる探索」
はこれからの俺の人生の軸になっていきそうだ。道連れはいつでも募集中。

いやぁ。それにしても素敵な時間だったーっ!
金髪を黒く戻し、明日から新しいシーズンが始まる。
さらば金髪。

閉じる コメント(2)

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金髪、少年のようで素敵だった。 樹海、私は引き込まれそうで恐いな。 削除

2006/5/9(火) 午前 0:19 [ テトラ ]

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金髪、少年のようで素敵だった。 赤旗JAM楽しかった。得たもの、あったよ。素敵な役者、スタッフ、小屋主さんに出会えて、幸せ。 樹海、私は引き込まれそうで恐いな。 削除

2006/5/9(火) 午前 0:20 [ テトラ ]

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