白毫寺 (1975年 F8号)
前夜に買った真新しい油絵セットを持って、鶴橋駅でなかまとおち合い、近鉄電車で写生に行きました。写生会の帰り、奈良駅近くの喫茶店での『批評会』で「主体を真ん中に描くなんって、ありえない。」と言われました。素人とは恐ろしいことを平気でするもののようです。
たぶん、モデルさんよりも私のほうが「恥ずかしい」という気持ちを持っていました。なかまの後に立てたイーゼルの位置も悪かったようです。顔が小さいのはきちんとモデルさんの顔を見れなかったため、足先が切れているのは、描く自信がなかったためです。
ヌード (1978年 F8号)
第2展示室