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退避

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4 名前:きよひこ 題名:題名のない何か 08/12/22(月)02:30
淫魔に屈した人間は肉体の自由がきかなくなる。
穢れた淫魔の肢体がこんなにも心地よくキモチいいなんて・・・
天国にくような気分の中僕の体は少しづつ変化していった。肌が肉体がふやけたようになってきた。
いくら退魔師でも精気を抜かれてしまった身では、もうなされるがまま、淫魔の玩具でしかなかったのだ。
淫魔がオトコを相手にする場合2〜3回いかせてしまえば飽きてしまう。元々淫魔も淫魔に屈した心の弱い人間である。人を殺せないのだ。
だが可愛くて純度の高い精気を持つ者と夜の相手をした場合は淫魔は理性が吹っ飛び狂ったように何度も精を奪い取る。
精液が出なくなっても淫魔の体内から湧き出る穢れた淫蜜を飲ませ強引に射精させる。
さらに淫魔の加虐を煽り喜ばせた者は・・・
「むぐっ…ぐぎゅちゅ…ちゅばちゅば…はあはあっ…」
淫魔のとろけるようなキスで肉体が溶けるかと思った。
催淫エキスで精液が出なくなった状態になったら甘いキスで精気を絞りとってきた。精気を奪うと同時に淫魔のエキスを僕に流し込んできた。
精気をたっぷり抜かれて不安定になったカラダに淫魔はぎゅっと抱きつき淫気を当て続ける。
「やんっ〜うわああっ・・・ひゃんぅぅ…」
だんだん僕の声は高く澄み切った声に変わってきた。
「淫魔になりたくないんでしょ?ならあなたは淫魔化しないわっ!」
元々淫魔も人間である。性的にコンプレックスのある少年が淫魔に歪んだ欲望を暴かれて淫魔化したようなもの。淫魔になりたいと願望が無いと淫魔化できないのだ。
「今晩は満月ねっうふふふっ・・・」
満月の光を浴び淫魔のカラダが怪しく光り出した。
「はっ〜…ああんんっ…キモチいいわっ」
魔性が高まり淫魔の乳首が見えない糸で引っ張られたようにツンと上を向く。
淫魔に抱かれた僕にもそれが伝染して乳首が女のように大きくなってきた。
(淫魔てキモチいいんだ…もし僕が淫魔になったらどんな快楽が待っているのだろう・・・うわ僕何を?)
らちもない考えを払った。
淫魔化を望んだら淫魔に変えられてしまう。
それだけは何とでも避けないと。


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