
原修一朗/HARA Schuichiro
1967年大阪府生まれ。
京都大学農学部農林経済学科卒業後、ヴィッセル神戸、日本サッカー協会を経て株式会社エス・アール・ピー所属。サッカーライターフォトグラファー、サッカーDVD企画協力、サッカーフランス語通訳、サッカーテレビ解説など“サッカーなんでも屋”を行っている。アジア、南米での取材を重ね、最大の成果は8カ国語で「領収書ください」と言えるようになったこと |
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10/20(土)香川会場イベントレポート |
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2007年10月20日(土)に香川県高松市のトキワフットドームでキリンビバレッジサッカーフィールド2007が開催されました。
涼しく爽やかな秋晴れの天気の下、香川県のみならず、愛媛県や徳島県、高知県、さらに岡山県や広島県からもたくさんの参加者の方々が集まり、スペシャリティゾーン、アトラクションゾーン、ディスプレイゾーン、エデュケーションゾーンでサッカーの様々な楽しみ方、親しみ方をそれぞれ体験しました。
今回は、スペシャリティゾーンでのデモンストレーションをご紹介します。
スペシャリティゾーンの中心は、城彰二さんが中心となって進められるサッカースクールです。
スクールの内容は、会場の施設の状況や子どもたちの様子などによって最適なものになるようにメニューが選択されています。
ドリブルやパスなど、子どもたちが自らボールを使って動きます。
一方で、城さんたちがボールを蹴ったりすることを子どもたちに見せるデモンストレーションがスクールの後に行われます。
スクールで習ったことの先はどこへつながっているのか、子どもたちは目の前で披露される到達点を心に焼き付けることになります。
この到達点が、とても高いのです。
城さんたちがボールを蹴る時の姿勢の美しさ、大きく激しい音、速く鋭い弾道から子どもたちの表情は強い刺激を受けて輝きます。
キリンビバレッジサッカーフィールドの重要な特質のひとつです。
いよいよ全12会場のキリンビバレッジサッカーフィールド2007は、残すところ後4会場となりました。
福岡、神奈川、名古屋、石川での開催をお待ちの皆さん、もうすぐです。
ご期待ください。 |
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香川会場となったトキワフットドーム |
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人気のアトラクションゾーン |
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司会を務める西尾光夫さん |
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主催者挨拶を行う
キリンビバレッジ株式会社
桜井正人 四国支社長 |
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スペシャリティゾーンでのスクール風景 |
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城彰二さんのデモンストレーション |
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城さんのあるキックに喜びと驚愕の表情 |
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エデュケーションゾーンでのトークイベント |
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エンターテイナー240 |
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名物と言っていい。
金髪ソフトモヒカンヘアがコミカルに見える丸く優しい笑顔と軽妙なしゃべり。
明るい声が会場に響き渡る。
スタッフTシャツの背中には手書きのカラフルな「DJ240(ニシオ)」の文字。
西尾光夫さん。
全てのキリンビバレッジサッカーフィールドで 会場DJと司会を務める。
「もっとサッカーを知ってもらいたい」
「失敗したっていい。何度でもチャレンジすることが大切なんです」
キリンビバレッジサッカーフィールドが発信するメッセージに子どもたちが最初に接するのは、西尾さんの声を通じてだ。
目立つヘアスタイルは、「えっ、なにあのひと?」と心をつかむため。
つかみ寄せたら、時には熱く、時には軽快に、時にはコミカルに自在に話しかける。
自分が関わることで、相手も喜び楽しさを表現するようになることが嬉しい。
「熱く、明るく、楽しく」がモットー。
なんでも真剣に取り組まないと気が済まない。
職業を尋ねると、「エンターテイナー」。
小学校6年生のときにクラスの班持ち回りで行う給食時間の出しもので、他に思い浮かばずに班長が自ら名乗り出て歌った歌がウケた。
「人を楽しませること」の魅力、適性に目覚めた。
プロ歌手を目指した。
21歳からあるテーマパークのアトラクションでマイクパフォーマンスを担当。
子供たちから「楽しかった。お兄さんに会えてよかった」と礼を言われることがよくあった。
喜んでもらうことに至上の悦楽を感じた。
28歳のときにあるJリーグクラブのオフィシャルショップ店員に。
選手を招いてのショップイベントで「やれます」と司会を買って出た。
その場のみんなを楽しませるしゃべりがウケて他のクラブイベントの司会やホームゲームの場内アナウンスもすることに。
職業「エンターテイナー」の進む道が定まった。
自らが積極的にチャレンジしてきたひとだからこそ、子どもたちにチャレンジを語りかけるときに心がこもり、心が伝わる。
みなさん、エンターテイナー240に会いに ぜひキリンビバレッジサッカーフィールドへお越しください。
文・写真=原修一朗/SRP |
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