外を見に
[ロストール王宮・アトレイアの部屋] (主人公奥へ) アトレイア あ…、○○○様。
またいらしてくださって 本当にうれしく思います。 でも、この部屋はこんなに薄暗くて…。 私、あなたがいらっしゃらなければ いいと思う時があるんです。 (主人公何か話す) あなたは広く明るい世界で
冒険をしていらっしゃいます。 そんなあなたにはこの薄暗い部屋は…。 (アトレイア、後ろを向く) だんだん、あなたはこの薄闇を
お嫌いになるでしょう。 そして、わたしのことも…。 でも、あなたが ここにいらっしゃらなければ これ以上、嫌われることだけはない…。 [二択。「ヒクツなことを言わないで」「外の世界を見に行こう」] [「ヒクツなことを言わないで」を選択]*註 アトレイア …すみません。
…つい。 (主人公呆れ、走って部屋を出る) [「外の世界を見に行こう」を選択] アトレイア …そんなこと…。
私なんかはこの暗闇の中でずっと…。 (主人公、アトレイアに近づく) …え、あの。
○○○様!? (主人公とアトレイア、走って部屋を出る) (空中庭園。主人公とアトレイア登場。タルテュバがティアナにからんでいる) アトレイア 空気が軽い…。
ティアナそれに、月の光が、 こんなにやさしく、明るいなんて…。 これが…外の世界…。 手を…手を離してください!
タルテュバ様。 (ティアナとタルテュバ、主人公たちの方へ。タルテュバがアトレイアにぶつかる) タルテュバ くっ、このタルテュバ様に
ティアナぶつかってくるとは! どこに目をつけている! タルテュバ様、
タルテュバおやめになってください。 この方はアトレイア様です。 アトレイア?
ティアナ私の父上の兄に当たる
先王様のご息女、アトレイア王女。 …目がご不自由なのです。 (タルテュバ、アトレイアを蹴る) タルテュバ 先王の娘だと!?
だからどうした? ノコノコとでてきやがって…。 お前みたいな女、 ティアナとは段違いなんだよ。 部屋に帰って鏡でも見てこい! (主人公、タルテュバに駆け寄る) タルテュバ な、なんだ貴様?
こっ、この俺のジャマをする気か? クズのくせにクズのくせにクズの…! 殺す! (タルテュバと戦闘。勝利後) タルテュバ …○○○。
こ、この…。 く、くそっ! 覚えていろ! (タルテュバ走り去る。主人公、アトレイアに話しかける) アトレイア ………………。
(ティアナがアトレイアに近づく) ティアナ アトレイア…様。
アトレイア放っておいて!!
(アトレイア走り去る) [二択。「アトレイアを追う」「ティアナのそばにいる」] [「アトレイアを追う」を選択] (主人公、アトレイアを追って退場) ティアナ あ…○○○様!
(ティアナうなだれる) …アトレイア様は
本当の先王の娘、本当の王女。 でも、私は… だから…みんな… 私のそばを… すりぬけて…いく…。 (アトレイアの部屋。主人公が入ってくる) アトレイア …私はティアナ様に比べて醜い。
…私はブザマで醜い。 …私は…。 目なんて見えなければよかった。 ずっと闇の中にいれば、 自分の姿に気がつかなかったのに。 (主人公、アトレイアに詰め寄る) ごめんなさい。
私みたいに醜い者がついていって、 あなたに恥をかかせて… すみません。 行って…ください…。 お願い…ひとりに…して…。 (主人公うなだれ、去る) [「ティアナのそばにいる」を選択]*註 ティアナ アトレイア様…、
大丈夫でしょうか? (主人公首を振る) 今日は…ありがとうございます。
タルテュバ様に迫られていて どうしようかと思っていました。 …つかれました。 申しわけありませんが これで部屋に戻ります。 (主人公うなずく) |