民主党の岡田克也幹事長は15日、同党の衆院選立候補予定者を激励するため来県し、福井、大野、敦賀各市の街頭で「総理が毎年交代するような無責任な政治でやっていけるはずはない」などと述べ、政権交代の必要性を訴えた。
また、遊説先で報道陣の質問に答え、自身が整備新幹線の見直しに言及したことに、「発言は新幹線や公共事業一般についてのもの。地元の意見を聞いて進めるし、かなり進んでいるものは止めるわけにはいかない」と弁明した。さらに野田聖子・消費者行政担当相が同日、靖国神社を参拝したことに「総理自らが行かないと言うならば閣僚にも同じような行動を求めるのが普通ではないか」と批判した。【幸長由子】
毎日新聞 2009年8月16日 地方版