ヘアカラーは男女年齢を問わず、珍しいものではなくなっていますね。ある美容系の資格を受験しに行ったとき、ロールプレイングの時に、あまりにも髪の色が明るすぎると目立つのではないかと心配していましたが、某有名化粧品メーカーで、出版物も数多く出していた講師の先生は金髪でした。『時代が時代だから、化粧品を売る側も多少明るい髪色だってかまわないでしょう』とのことでしたが、最近ではヘアカラーだけではなく、さりげないメッシュが流行ってきているようです。
昔はやったメッシュと言えば、ブリーチを使ってメッシュ部分を金髪にするものでした。黒髪にメッシュを入れるととても目立ったのです。もちろんブラウン系の髪の毛に入れるメッシュも目立つものでした。
では、最近のメッシュ事情はどうでしょう。ブリーチを使って、他の髪色と完全に分けるものではなく、ヘアカラーを使って、さりげなくメッシュを入れるのが流行のようです。ブラウン系のカラーリングをしていたら、それよりも少し明るいカラーでメッシュを入れたり、赤味系のカラーリングに黄味系のメッシュを入れるなど、ブリーチではなく、優しい発色でメッシュを入れているようです。
どんな色でメッシュを入れたらいいのか、悩む人も多いでしょう。どんな色にしたいのか、髪全体のカラーとのバランスはとれるのか、また、肌の色や瞳の色とのバランスもあります。赤っぽいブラウンだと自然ですし目立つでしょう。オレンジ系やイエロー系がメッシュとしては向いていると言えます。
自分でヘアカラーをするにもメッシュを入れるにも、美容室でやってもらうように上手にいかないかもしれません。だからといって、仕上がりはいいですが、美容室だとヘアカラーやメッシュはカットするよりも高いんですよね。だから自分でやってしまおうという人も多いと思いますが、コツを押さえていなければ、中々上手にいきません。
明るめのヘアカラー剤を購入し、いきなりメッシュに挑戦してしまうと、高確率で失敗するかもしれません。メッシュは全体染めよりも慎重に行かなければいけません。
まず、イメージが大切です。頭髪のどの部分にメッシュを入れるのか、ポイント的なのか、全体的なのかでイメージが大分違います。色鉛筆などでイメージを描きだしてみましょう。
また、実際にメッシュを入れるとき、その部分にアルミホイルを巻くのですが、慣れていないと手間取ってしまい、メッシュを入れない部分にまでヘアカラーがついてしまい、失敗につながります。あらかじめ、練習をしておく必要があるでしょう。
まず、メッシュを入れる予定の部分の髪の毛を霧吹きなどで濡らし、アルミホイルで包む練習をします。周りの髪の毛を濡らさないよう、手際よくできるようにしましょう。
イメージと練習ができたら、さっそくメッシュにチャレンジしてみましょう。油分のついていない乾いた髪の毛で行います。用意するものは、ヘアカラーするときと変わりません。ビニール手袋やケープの他に、小さな輪ゴムとアルミホイルが必要です。
- メッシュを入れたい部分の髪の毛を輪ゴムでとめておく。
- 輪ゴムをはずし、手を添えてヘアカラーの薬剤を塗り、手で馴染ませる。
- 他の髪にヘアカラーがつかないように、アルミホイルで包む。
- メッシュを入れたい部分に2〜3を繰り返す。
- 説明書にある放置時間を置き、洗い流す。
どうですか?うまくメッシュが入りましたか?どうしても1人でできないと言う人は、誰かに手伝ってもらいましょう。