社会
実践でボランティア学べ 環境防災科の舞子高生
家財の片づけなどを手伝う舞子高校環境防災科の生徒ら=13日午前、佐用町本郷(撮影・岡本好太郎) |
全国で初めて防災について学ぶ「環境防災科」が設けられた兵庫県立舞子高校(神戸市垂水区)の生徒ら34人が13日、豪雨で深刻な被害を受けた佐用町本郷で、民家からの泥のかき出しなどボランティア活動に取り組んだ。14日も続ける予定で、同科の生徒を中心に延べ75人が参加する。
同科は阪神・淡路大震災をきっかけに2002年4月、新設された。
生徒たちは、佐用町災害ボランティアセンターを通じて被災地入り。泥まみれになった家財道具が屋外に運び出されると、家の中の片づけを手伝った。また、屋外では橋の欄干に絡み付いた流木を取り除いた。
夫婦二人暮らしという主婦(60)は「今日は主人が忙しく、1人では作業がはかどらない。本当に助かります」と笑顔。同科3年の平幸祐さん(18)は「被害は思った以上にひどい。被災者のため、できることはすべてして帰りたい」と話し、家の中の泥を懸命にかき出していた。(土井秀人)
(8/14 11:06)
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