ソニーのウォールアートPSP広告が不評を博す

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データ/資料
最終更新:
2006年01月14日 14時14分
シリアル:
2005-12-08-08
ブックマーク:
(2005年12月8日)

本国版に実際の写真4枚あり。あんまり大きく写ってないですけど、この目玉の描きかたはちょっと不快感を催すかもなあ、という感じはありますね。(そこがアートっぽさの演出でもあるのでしょうけど)

「ブログ・ウォークマン体験日記」(→googleで検索)の一件もそうでしたけど、最近のソニーのイメージ戦略って、ゲリラ的にやろうとしたところで底の浅さを見破られて逆に嘲笑を受けてしまう、というケースが多いですね。ふつーに良い製品つくってふつーに売っていれば良いと思うのですけど、なんでわざわざ自爆しちゃうのかなあ……。


ソニーのウォールアート広告、もっと不評を博す

(2005年12月29日)

サンフランシスコで不評を博したのを、HotWiredで取り上げられたソニーのPSP「落書き」アート広告。HotWiredの記事では、「サンフランシスコだけの現象ではないのだろうか。あの街には独特の考え方があるから」という識者のコメントが紹介されていましたが、悲しいかな、この広告はフィラデルフィアでも住民の怒りを買ってしまったみたいです。

この広告が実施されたのはサンフランシスコ、ニューヨーク、シカゴ、アトランタ、フィラデルフィア、ロサンゼルス、マイアミの7都市。フィラデルフィアではこのような広告を実施する前に市の許可が必要なのですが、ソニーは今回事前に許可を取っていなかったそうで、そのことも問題にされています。


ソニーのウォールアート広告、フィラデルフィア市に怒られる

(2006年1月7日)
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サンフランシスコにつづき、フィラデルフィアでも不評を博していたソニーのPSP「落書き」広告ですが、GamePoliticsがこの広告に抗議していたSCRUBという団体から受け取った電子メールによると、ソニーはとうとうフィラデルフィア市に怒られてしまったそうです。

ソニー側は、壁に広告を描く権利の代金を企業や建物の所有者に支払っていると説明していましたが、フィラデルフィアでこの種の広告を実施する場合、事前に当局の許可を得る必要があり、今回ソニーは許可を取っていなかったことから叱責を受けることになった模様。

これを受け、SCRUB側では「ソニーの落書きにインスパイアされた広告はフィラデルフィアから根絶された」と、たからかに勝利を宣言しています。ソニー側はいまのところ反応を見せていないようです。


ソニーの「落書き」PSP広告、ニューヨークでも非難を

(2006年1月14日)
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サンフランシスコやフィラデルフィアで不評を受けつづけるソニーの「落書き」PSP広告ですが、United Press Internationalによると、ニューヨーク市議の怒りも買ってしまったみたいです。

怒っているのはクイーンズ区出身の市議会議員Peter Vallone Jr.氏。氏は、この落書きスタイルの広告は、たとえ正当な屋外広告用のロケーションに描かれた場合であっても違法であり、破壊行為を助長するものだと主張しています。「子供は影響を受けやすい。落書きが描かれた壁を見て、それが許可を得て描かれたものだと知らなければ、子供たちは落書きをしても良いのだと考えてしまうだろう」というのが氏の主張。

また、Vallone氏はソニーに対し、この広告の撤去と、ニューヨーク市の落書き防止プログラムに対する2万ドルの寄付も要求しました。いっぽう、ソニー側のスポークスウーマンは、いまだこのキャンペーンを擁護している模様です。