王者対決制した！棚橋フラフラ、ヘロヘロの４強進出

タイガーマスクからＩＷＧＰジュニアのベルトを奪取したミスティコ Photo By スポニチ

　新日本の真夏の祭典「Ｇ１　ＣＬＩＭＡＸ２００９」第７日が１５日、東京・両国国技館で行われた。この日でリーグ戦の全試合が終了。１６日に行われる準決勝の組み合わせは、真壁刀義（Ａブロック１位）―杉浦貴（Ｂブロック２位）、中邑真輔（Ｂブロック１位）―棚橋弘至（Ａブロック２位）に決定した。

　Ａブロックでは、ＩＷＧＰヘビー級王者・棚橋が２０分を超える激闘の末、ＺＥＲＯ１の世界ヘビー級王者・田中を撃破。テーブル上に倒されてスーパーフライを浴びるなどピンチの連続だったが、最後はダルマ式ジャーマン、ドラゴンスープレックス、スリングブレイド、ハイフライフローと必殺技を立て続けに繰り出し、２発目のハイフライフローで勝負を決めた。また、昨年準Ｖの真壁は大流血しながらも矢野に勝利。真壁、棚橋、田中が勝ち点７で並んだが、直接対決の結果で田中が脱落。真壁と棚橋はリーグ戦で引き分けだったため、史上初のコイントスを行い、真壁が１位で準決勝に進んだ。

　Ｂブロックは、ノアから参戦の杉浦が前年覇者・後藤との真っ向勝負を制して勝ち点７とし、６戦全勝の中邑とともに４強に進出した。

　また、ＩＷＧＰジュニアヘビー級選手権はメキシコの英雄、ミスティコが王者タイガーマスクをラ・ミスティカ（竜巻式脇固め）で葬り、ベルトを奪取。「日本でもメキシコでも、どこでも戦う準備がある」とタイガーとの再戦を希望していた。 【試合結果 　Ｇ１星獲り表】

[ 2009年08月16日 00:17 ]