☆ね年…教育はするものでなく、子どもより教えられる謙虚さが実の教育
☆うし年…道は脚下になり、距離は幽遠なり。堂々歩むべし
☆とら年…無常の殺鬼いつ来るやも知れず。有頂天を慎め
☆う年…肉眼の外に心眼ありと気付いて芸道に精進する
☆たつ年…身を低くして空の高さを知る。謙なる心は天地の正大に目覚める
☆み年…空は晴れていて、一羽の鶴が雲を割って飛ぶ。迷雲散じすべて意の如し
☆うま年…猿、枝より枝へ花実をとり飛ぶ象。思わぬ儲けあり
☆ひつじ年…見栄や外聞を気に掛ける人は自分の心で苦しむ
☆さる年…地の徳は万物を育成するが手柄としない。地徳ありて隆盛
☆とり年…知識欲が強すぎれば、傲慢になりやすいことを反省して吉へ向かう
☆いぬ年…衆寡を損なうことなかれ。多い人数が少数者を虐げないように
☆い年…外面ばかり見ていたのが、ふと自分の内面を見て驚く
(松雲庵主)