 |
2009年8月14日(金) 19:15 |
|
|
 |
美作市の被災地は盆も復旧作業続く
災害が続いた美作市では、盆になっても復旧作業が続いています。 13日も雨が降り、一部の地区に避難指示が出されるなど、被災者は元の生活を取り戻せないままです。
土砂崩れが住宅に迫った美作市茅尾地区。 13日、再び雨が降り、3世帯8人が近くの集会場に避難し、眠れぬ夜をすごしました。 長年住み続けた家に、山本さんは昼間のわずかな時間しか戻ることができません。家の半分が土砂で埋まってしまい、毎年盆に訪ねてくるはずの子や孫を今年は迎え入れることができませんでした。 先月の竜巻から災害が続く美作市。 9日の大雨による土砂崩れに住宅2棟が押しつぶされ、1人が亡くなり3人がけがをしました。 浸水被害が広がった江見地区や土居地区では、5日がたち、盆を迎えても復旧作業に追われています。 断水は徐々に復旧していますが、いまだに飲み水は給水車に頼るしかありません。 14日もボランティア100人以上が入り、被災地の片づけを手伝いました。 被災者の生活を早く取り戻してあげたいと、盆休みを返上してのボランティアです。 復旧が進む地区もありますが、茅尾地区の住民らはいつ家に帰れるのか。避難所生活が続きます。 災害が続く美作市。再び激しい雨が降る前に復旧作業は終わるのか、被災者の生活はまだ先が見えません。
|
|