2009年8月14日 23時25分更新
子どもへの効果的な指導方法を研究している小学校の教諭のグループが、より多くの子どもにこうした指導方法で能力を伸ばしてもらおうと、工作や絵画などの教室を開きました。
この教室は、県内の小学校の教諭で作るNPO法人が毎年この時期に夏休み中の小学生を対象に開いているものです。
岡山市北区の会場にはおよそ80人の小学生が集まり、教諭に細かく手ほどきを受けながら、空き缶やストローといった身近な材料で動く車の工作を作ったり、ひまわりや花火といった夏の風物詩を題材に絵を描いたりしていきました。
この教室の指導法では、工作のやり方や絵の構図などを細かく決めて指導することで、誰でも一定の水準の作品を完成させることができるため、子どもに自信をつけさせる効果があるということです。
参加した男の子の1人は、「今までは絵や工作が苦手だったけど、上手にかけるように先生がコツを教えてくれたのできょうは上手にできました」と喜んでいました。