振り込め被害が再び増加 警視庁「7月が今年最悪」警視庁は14日、振り込め詐欺の月別の統計で、7月の被害が今年最悪となり、再び被害が増加していると発表した。同庁は「過去に振り込め詐欺をやっていたグループが再び犯行を始めたとの情報があり、市民の防犯意識も薄れている」と分析している。 警視庁は対策を強化するため、10月を「振り込め詐欺撲滅月間」に指定し、対策を強化する。 警視庁によると、5月の被害件数は統計を取り始めた2005年以降最低の70件まで減少。同庁によると、振り込め詐欺の被害は夏に減る傾向があるが、今年7月は147件、約3億2400万円と09年で最悪だった。 7月はおれおれ詐欺の手口が増え、被害件数の3分の2にあたる99件。警察官を装い通帳やキャッシュカードをだまし取る手口や高校の卒業生をかたる手口があった。 警視庁は違法サイトで銀行口座や携帯電話、身分証明書などを売買する犯行を摘発するため、特別チームを編成することを検討している。 【共同通信】 |
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