聖母の被昇天 カトリック箕面教会 荘厳ミサ 〜聖母と日本の関わり〜
明日、8月15日は 聖母の被昇天の祝日
カトリックではこの日に聖母マリアの「被昇天」を祝います。
カトリック教徒の多い国(南ヨーロッパや中南米)では被昇天祭を祝い、8月15日が祝日となっています
聖母マリアは14才でおん子をみごもられ、15才でご出産になり、
それから33年間おん子といっしょに暮らされ、
キリストのご昇天後、12年間長生きされ60才で
天におあげになられたとされています。
教会のこよみには聖母の祝日がいくつかありますが、
中でも最も重要で盛大に祝わなければならないのは
聖母被昇天の大祝日なのです
カトリック箕面教会では、
19時〜 聖母の被昇天 荘厳ミサを
行います。
わたしは、オルガンの担当です。
心をこめて聖母マリアと日本のために祈りのオルガンを捧げます。
荘厳ミサなのでラテン語とグレゴリオ聖歌♪
頑張ります
ここで日本の守護をされておられる聖母マリア様について
書いてみたいと思います。
日本と聖母マリアの関係
日本と聖母マリア
日本に初めてキリスト教を伝えたのは、イエズス会の宣教師「フランシスコ・ザビエル」です。1549年8月15日に鹿児島の海岸に上陸しました。日本に着いた日が、ちょうど聖母マリアの被昇天の祭日に当たっていたこともあって、ザビエルは、日本を聖母マリアに捧げました。
他人が、ひとの国を誰かに勝手に捧げるとはけしからんと怒る向きもあるかもしれませんが、当人は、そんなつもりは、まったくありませんでした。マリア様の保護のもとに置けば、日本の国民は幸せになれると思ったからです。
ザビエルが、日本を聖母マリアに捧げたせいかどうか分かりませんが、日本の歴史的な出来事と、聖母マリアの祝日が重なっている事実は不思議です。
日本が真珠湾攻撃と機をいつにして米英に宣戦布告し、太平洋戦争が始まったのは、
●1941年12月8日。
カトリック教会では、12月8日は、聖母マリアが、その母聖アンナの胎内に宿ったことを記念する「無原罪の聖マリアの祝日」で、盛大に祝われます。カトリック国では学校や会社・商店は休みとなります。
太平洋戦争が終わったのは、●1945年8月15日。この日は、前述のとおり、「聖母マリアの被昇天の祭日」で、これまたカトリック国では、国民の祭日として仕事は休み。
そしてサンフランシスコ講和条約が、サンフランシスコで調印されたのは、
●1951年9月8日。
この日は、「聖母マリア」の誕生日に当たります。 さらに日本で建国記念を祝う2月11日は、「ルルドの聖母の祝日」となっています。
ルルドの聖母の祝日
これはたんなる偶然かもしれません。しかし、こんなにもたまたまが重なるのでしょうか。ちなみに、ヴァチカン市国の建国記念日でもある。
●1929年2月11日に、イタリアのムッソリーニと、ローマ教皇庁代表のガスパリ枢機卿の間で締結されたラテラノ条約によって、ヴァチカンは、国家主権が認められました。その調印式に使われたテーブルは、桜材でできた日本製だったといいます。
(カトリック中央協議会HP http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/memo/maria.htm)
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こちらはスピリチュアル系の方の解釈ですが
ここにも同じことが書かれているのと
「聖母マリア トライアングル」という
非常におもしろい説が、書かれています。
私が、3月に高田教授の中国の核実験東京シンポジウムに行った時
バチカン大使館と靖国神社、皇居は本当にすぐそばにあると
いうことに驚きましたが
この説では
東京の麻生首相もミサにご参加される
●東京カテドラル聖マリア大聖堂と
●神田教会
●聖イグナチオ教会が
綺麗なトライアングルの形に配置され、
夏至や冬至との関係
そして、護国寺、靖国神社、御所、江戸城天主閣、神宮、東郷神社
などとの方位の関連について、
非常におもしろい説を展開されています。
詳しくはこちら↓
diviner.cocolog-nifty.com/holy/files/MariaTriangle.pdf
このトライアングル研究の方もやはり
日本と聖母マリアの祝日との関係に注目しています。
<<聖マリアと日本の関係する記念日>>
【12 月8 日無原罪の聖マリアの祝日】
日本が米英に宣戦布告し、太平洋戦争が始まった日は、1941 年12 月8 日ですが、12 月8
日は、聖母マリアが、母の胎内に宿ったこと祝する「無原罪の聖マリアの祝日」で、カト
リックの国では盛大に祝われ、会社や学校はお休みとなります。
【8 月15 日聖母マリア被昇天の祭日】
太平洋戦争が終結したのは、1945 年8 月15 日ですが、前述のとおり8 月15 日は「聖母マ
リア被昇天の祭日」で、やはりカトリックの国では、国民の祭日として会社や学校はお休
みとなります。
この日はまた、1534 年に、イグナチオを中心として、ザビエルを含む七人が、後に日本に
キリスト教を持ち込むこととなるイエズス会を発足した日でもあります。
【9 月8 日聖母マリアの誕生日】
連合国と日本国との間の戦争状態を終結させるため、サンフランシスコ講和条約がサンフ
ランシスコで調印されたのが、1951 年9 月8 日で、この日は、「聖母マリア」の誕生日に当
たります。
【2 月11 日ルルドの聖母の祝日】
そして、日本書紀にある神武天皇が即位したとされる日は現在、「建国記念の日」として祝
日となっていますが、この2 月11 日は、「ルルドの聖母の祝日」となっています。
しかも、この日は、カトリックの総本山でもある、ヴァチカン市国の独立を記念する日で
もあります。
太平洋戦争という、悲劇の時代において、聖母マリアは日本の守護者として、開戦時から
終戦まで、密かに日本を見守り、守護し続けてきました。戦後の日本の発展はその守護の
おかげでもあったのです。
フランスでは
聖母マリアの「被昇天の祝日」にあたる15日、数万人の巡礼者たちがピレネー(Pyrenees)にあり、カトリック教会の巡礼地として知られるルルド(Lourdes)に集まった。ルルドを訪れる巡礼者の数は「被昇天の祝日」に多い
イタリアやスペインなど 国民のほとんどがカトリック教徒の国は
もちろん祝日、この日を中心にバカンスをとるそう。。。
ベルギーが舞台の
アニメ「フランダースの犬」では
ルーベンスの「聖母被昇天」の絵がネロが初めて出会い、
毎日通いつめてみた絵として使われました。
聖母マリア信仰の強い
ポーランドでは、
8月15日は、東部国境がまだ最終的に確定していなかった独立間もない1920年に、ワルシャワに迫る勢いのソ連赤軍の猛進撃を、ピススツキ元帥率いるポーランド軍が追い返した「ヴィスワの奇跡」の日でもあり、合わせて祝われます。
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麻生首相がこの日に靖国神社を参拝しないのは
この祝日を大切にされるからだという説もあります。
カトリッククリスチャンとしては
「日本」の国の守護もご加護をしておられる聖母マリアの
最も重要な日、
「日本」の首相である麻生首相は、日本のためにも
聖母マリアにお祈りをされるはずです
明日、8月15日は
私も、日本の未来、日本の子供たち、日本の将来
日本の国を守る 聖母マリア様に 心からお祈りをします。
クリスチャンでない方もどうぞ、この日は
お近くのカトリック教会でお祈りに参加して下さいね。
なお、教会によってお祝いの時間や日程が違うので
各教会のホームページを調べたり、
お問い合わせが必要だと思います。
●日本を守るために亡くなった英霊にお祈りする
靖国神社や護国神社の参拝の象徴である8/15
●日本で生き、暮らし、日本を愛し、生きたそれぞれのご先祖様が
帰って来られ、みなでお祈りするお盆の8/15
●その日本を守護する聖母マリア様の8/15
日本中がお祈りする日ですね。 素敵な関連性だと思いますし
素敵なことだと思います。
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2009-08-14 20:19
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キリスト教 カトリック |
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チョチョちゃんの、拾われた時から、ママになるまでの写真を追いながら、
おつるさん御夫妻が、よく最期まで心をこめてお世話してあげられたなあ、
と感心していました。
本当にかわいそうな最期だったけれど、ママになって子育ても経験して、
精いっぱいの一生だったと思います。
明日の聖母被昇天の荘厳ミサ、オルガン頑張ってくださいね。
使用された(歌われた)聖歌を、教えてくださると助かります。