７月２２日（日）のミサ後のお知らせにおいて、２９日（日）のことに係る我々信徒に対しては初めての案内があった。その概要は次のとおり、大きく２点である。
�〕莉毅横稿�のミサ司式は谷司教である。
�▲潺誼罎法惷�働宣教司牧』の話がある。
我々の「大切な、聖なるミサを守りたい」との切なる祈りが神に聞きとげられ、谷司教達を回心に導いた、と思いたかった。
２９日当日までは油断ならないが、まさか司教達が信徒を欺くための策を弄しているとも考えたくなかった。
しかし、「２９日ミサ講演会のタイトルが「協働宣教司牧について」と変わったのは、内容が変わったわけではな」く、「公選法違反であることは認識した上で、「平和について」ではひっかかるのでタイトルだけ変更した」だけだったのである。
司教司式ミサでは、説教が行われず、クイズ合戦になること。司教自ら認めるとおり、説教の事前準備は全くしてこないこと。ここまでは仕方がないことと諦めていた。クイズ合戦の間は席を外し、聖堂から出て、タバコでも吸っていればよいのである。
しかし、今回の２９日に予定されている『政談演説』がやはり強行されることについては、「怒り心頭」というよりも悲しくて、悲しくて涙も出てこない。
なぜ、谷司教達は、そこまでして『政談演説』を強行したいのか？
カトリック浦和教会では、ミサ後のお知らせは「説教台」を用いて行われる。
「甘い！」と言われるかもしれないが、まさか「説教台」から嘘を語られるとは思いもしなかったし、思いたくもなかった。「『協働宣教司牧』の話をします」とお聞きしたときはホッとしたのも事実である。
しかし、それは、我々信徒を騙して、『政談演説』を強行するための嘘であったのである。我々の抗議の声の気勢をそぐためのひとつの策略であったのである。
これまで谷司教達に心酔し、活動を支持してきた方々も今回の策略にはビックリされているのではないだろうか？いや、ぜひ、ビックリして欲しい。そして、谷司教にぜひ問いただして欲しい。
「神から自分に託された信徒を騙してまで、そこまでして『政談演説』を強行したいのですか？」と。
これは、「政治的に偏向している」とか「説教が下手」といった次元を超えている。
司教として、いや一人の社会人としての良識を疑わざるを得ない。
心も腐り切っているのであろう……。