暑かった夏が終わると、やってくる秋。
芸術の秋、食欲の秋、読書の秋…色々なことに挑戦したくなるステキな季節ですね。
そこで今回は「秋・紅葉」についてのアンケートを行いました。
秋のイメージから面白いエピソードまで、気になるみんなの意見が満載の結果となりました!
開催期間:2007/08/09〜2007/09/07
1位 | 涼しさを感じたとき |
19% | |
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2位 | 紅葉や落ち葉を見たとき | 16% | |
3位 | 秋の食材を見たとき | 13% | |
秋の虫に気づいたとき | 13% | ||
5位 | 秋風を感じたとき | 8% |
身近な自然で秋を感じる
もっとも多かったのは「涼しさを感じたとき」でした。
「朝まで気持ちよさそうにぐっすり眠っている子供の寝顔をみている時。」(40代女性)、「夜クーラーをつけなくても寝れる時」(20代男性)というように、寝苦しくなくなることで秋を感じる人も多いようです。
3位となった「秋の食材」については、具体的には秋刀魚、松茸、柿、栗、サツマイモ、かぼちゃなどがあがりました。
同じく3位の「秋の虫」については、「夜にセミの鳴き声より、鈴虫などの鳴き声がし始めた時」(30代女性)や、赤トンボを見かけたとき、ヒグラシの声をきいたときなどがあがりました。
5位の「秋風」は、「朝、ベランダの戸を開けた時に感じる風。」(50代女性)、「夕暮れ時の風が頬に冷たく感じる時。」(40代女性)のように、ふとした時に感じる少しひんやりとした風で秋を感じるという意見でした。
その他としては、「キンモクセイの香り」(30代女性)、コスモス、ススキ等の植物や、高い空、いわし雲、夕日を見て秋を感じるという意見が多数ありました。
また、運動会や秋祭り等のイベントや、衣替えを挙げる人もいました。
都会では自然が少なくなったとはいえ、街路樹や公園の植物の移り変わりや昆虫の様子、空、風というように、周囲の自然によって秋を感じるという意見が大多数の結果となりました。
1位 | 赤 |
34% | |
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2位 | 茶色 | 32% | |
3位 | オレンジ | 16% | |
4位 | 黄色 | 12% | |
5位 | 金色 | 2% |
イメージカラーは「紅葉」の色
1位の赤、3位のオレンジ、4位の黄色は、モミジや銀杏の紅葉の色をイメージして回答する人が多い結果でした。
1位の赤は、モミジの赤以外に、夕日、サツマイモ、赤トンボをイメージする人も多く、「最初に浮かんだイメージが、夕焼け。川沿いのちょっと防波堤っぽいところで、赤とんぼが飛んでいる光景で・・・夕日が沈んでいくような光景。」(30代女性)というように、全体として赤や茜色の映像を思い浮かんだ人もいました。
2位の「茶色」は、落ち葉の色や、「葉が落ちて全体的に茶色の光景が目に付くようになるため」(20代女性)という理由が多くなりました。
また、梨、栗の色としての茶色や、「洋服や小物に茶系のものが増えるから。」(20代女性)という理由もありました。
3位のオレンジはモミジの紅葉のほか、秋をしみじみ感じる夕日の色、ハロウィンのかぼちゃの色をイメージした意見もありました。
5位の金色は、「大地の実りの色」(40代女性)、「ススキの野原に陽光が当たって光っている様子」(40代男性)という理由でした。
1位 | 食欲・味覚 |
51% | |
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2位 | 紅葉 | 17% | |
3位 | 読書 | 7% |
秋といえば「食欲の秋」!
「物思い」や「物悲しい」といった回答もあるものの、猛暑から開放され、食べ物がおいしいといった明るいイメージの言葉が、全体の半数以上となりました。
また、「夜長」や「名月」など、夜にのんびりと過ごすシーンが思い浮かぶような回答もありました。
1位 | 近所の公園や並木道 |
31% | |
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2位 | 特には行かない | 9% | |
3位 | 高尾山(東京都八王子市) | 8% |
お花見とは違い、紅葉はわざわざ見には行かない。
紅葉を見るために出かける、という回答は53%にとどまりました。
花見と違い、紅葉は近所を散歩中にながめたり、会社や実家などどこかに行く途中に車窓からながめるという意見や、ゴルフ場で見る、という意見が多く、何かのついでに堪能するようです。
中には「TVのニュースで紅葉を見る。」(30代女性)という意見もありました。
紅葉を見に行くことを1つのイベントとしている人の中では、東京近郊の高尾山が最も多く、箱根、日光、京都と続き、紅葉のタイミングで毎年旅行をする、という意見もありました。
関西在住の方の中では箕面山に行くという意見が多数ありました。また、奥入瀬など東北地方へ足を伸ばすという人もいました。
1位 | 京都府 |
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2位 | 栃木県 |
3位 | 青森県 |
4位 | 北海道 |
東京都 |
1位 | 日光(栃木県) |
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2位 | 嵐山(京都府) |
3位 | 大雪山(北海道) |
奥入瀬(青森) |
花見も紅葉も京都が人気
圧倒的に人気が高かったのは京都府。
桜の名所として人気の京都は、秋でも3割の支持を受け、堂々の1位でした。
京都府での名所は最も多かった嵐山のほかにも、清水寺、京都御所、高雄等、いろいろな名所があがりました。
栃木県は、関東地区で人気のあった日光を有することで第2位になっています。
青森県は奥入瀬や白神山地、北海道は秋の訪れとしてニュースとなる大雪山、東京都は高尾山という名所を持ち、高い支持を集めました。
その他としてはカナダ、アメリカ、ドイツなど海外の紅葉を見てみたいという意見もありました。
・結婚記念日も祖母と父が亡くなったのも秋。いろいろなことを思い出させ、またじっくりと考えさせる季節。(40代男性)
・隣のもみじがきれいに紅葉するので、居間で鑑賞させてもらっている。(30代女性)
・毎年,紅葉を見に行くのが,早かったり,遅かったりでなかなか,きれいな紅葉にあたらない。(30代男性)
・子供の時にきれいな紅葉をとってきて、アルバムに写真と一緒に挟んでいたことで、大人になって見たときも鮮明に思い出すことができて良い。(30代男性)
・福知山線の廃線跡をハイキングしたときトンネルを何個も通るのに、ライトを皆忘れてまっ暗い中手探りで、トンネルを抜けたことは今も語り草。(50代女性)
・小学生の頃、学校の帰り道にあるお寺でお習字を習っていた。お寺のお堂にみんなで机を並べてお習字を書き、終わった後、落ち葉やいらなくなった半紙などを燃やしながら『焚き火』を手伝ったことを思い出す。秋は、なぜか習い事を始めたくなる季節。(40代女性)
・河口湖マラソンを走った時の沿道の紅葉の見事さが印象に残っています(50代男性)
・旅行に行った時、和歌山城址公園でリスが枝から次の枝に移る時に主人の頭をついていき、皆の笑いもの。(50代女性)
・ポプラ並木といちょうの木が色づいたキャンパスを思い出す。いろいろな仲間たちとの歩いた軌跡を、何故かポプラ並木道と一緒に、抱き合わせで思い出してしまう。様々なことが交錯して色々な経験をしたからだと思う。(30代男性)
・紅葉してる山に飼い犬の散歩に出かけて、あまりにキレイで奥にまで行きすぎて、結局親に車で迎えに来てもらった。(30代女性)
・日光に紅葉を見に行こうとして首都高速が大渋滞し、2時間で1区間しか進まず紅葉を断念したことがある。(30代女性)
・学生時代、奥日光まで足を伸ばしたら、帰りの時間に遅れた。泊まるお金を持っていなかったので、途方に暮れていたところ、見ず知らずの親切な方が貸してくれた。(40代男性)
・北海道へ友人と旅行した際、食欲の秋とばかりに食べまくった。もちろん、体重は、かなり増。(30代女性)
・秋になると毎年失恋してるわけでもないのに、なぜか胸が切なくなる。(20代女性)
・紅葉を見に行った先で団子を買ったら、団子のたれが携帯電話にべっとり付いてしまい、携帯が壊れてしまった。(30代男性)
・実家がある地域では秋のある時期に「雪虫」と呼ばれている白い羽毛に覆われた、かなり小型の虫が大量に飛びまわる。この虫が現れてから、2週間以内に初雪が振る確率は非常に高い。(30代男性)
・父が亡くなる前の最後の秋に箱根に行った。ロープウェイに乗りながら紅葉している山を見て、「綺麗だな?」としみじみ言う父の言葉がとても寂しくて。これが最後の秋だと思うと辛かった。でも素敵なものを見た父は幸せだったと思う。(40代女性)
・アメリカのニューハンプシャー州で紅葉を見たときに,真っ青な空と湖に真っ赤な紅葉が映えてとてもきれいだった。あんなに赤い紅葉は日本で見たことがない。(30代女性)
・子供のころ、近所の幼馴染と森で落ち葉を集めて子供だけで焼き芋にチャレンジした。火を扱うので、怖いけど、どきどきして楽しかった。あんまり上手くいかなかったけど、それでもおいしかった焼き芋の味を覚えている。(20代男性)
・熊に遭遇した。(30代男性)
・忙しくて気がつくと冬になっていたことがあった。(30代女性)
・落ち葉にタイヤを取られて、スピンしたことがある。(40代男性)
・小学生のころ夏休みの宿題提出せず親にばれて怒られた。(50代男性)
・子供のころ父親と出かけて「銀杏」を拾ってきた。(子供ながらものすごく臭かった記憶だけが残っている。)フライパンで炒って塩を振って食べた。(30代女性)