民主党25%目標で家計負担36万円増に
地球温暖化を防ぐための排出ガス削減目標で、民主党案の25%を実現するためには一世帯当り36万円の負担増になるとの試算が明らかにされた。
そもそも京都議定書で日本が率先して乾いた雑巾を絞るような不可能に近い高い目標を定めたのは愚かであった。アメリカは最初から不参加。途上国(ガス排出大国の中国を含めて)の規制がない不満もあった。
一方、排出ガスは地球温暖化とは無関係だと言う説がある。
政府は15%を目標値に定め、産業界は難色を示している。
そんな程度の知識しかないPonkoだが、民主党が25%を目標に掲げたのには心底驚いた。
1990年比の民主党は自民党の2005年比の基準は卑怯だと批判したが、2005年比にすると民主党案は自民党の2倍の30%になる。
15%でも産業界は難色を示しているのに、30%で日本の産業界は成り立っていくのか。
民主党の理想主義は結構だが、現実味を欠いた政策を実施すれば家計の負担が増加するという良い事例である。全国の高速道路無料化もそのひとつ。目先の美味しい話に騙された国民に将来大きな負担がのしかかかって来ることを覚悟しなければならないだろう。
岡田克也幹事長は「数字は前提次第でいくらでも変わる」と早くも逃げの体制。
民主党よ、そんなにブレまくって政権担当能力がほんとにあるのか。
産経ニュース(2009/08/05)
民主案なら36万円負担増 温暖化対策で経産省試算
実際、二階俊博経産相は、民主党案について「実現不可能な法外な希望」と批判。
衆院選に向け、家計の負担増についてどう説明するのかが問われる。
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by libertarian0606
民主党=連合(自治労+日教組)