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2009年8月13日(木) 19:15 |
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17時間前の避難指示情報が流れる
大雨による土砂崩れで死者が出た美作市で、13日午後、新たに避難指示が出たとの情報が県の防災情報メールで流れました。ところがこの情報は17時間も前のもので、住民の避難はすでに終わっており、新たな不安をあおるだけという声も上がっています。
避難指示が出たのは美作市田原地区の1世帯1人です。 土砂崩れで家屋が倒壊した現場の隣の民家で新たな災害の危険性が高まったとして、美作市が12日夜8時20分に指示を出しました。 ところがこの時点で住民は既に避難を済ませており、留守でした。 さらにこの情報が、岡山県のホームページや防災情報メールで県民に知らされたのは約17時間後の13日午後1時17分でした。 避難を既に終えた地区の避難指示を発表したことで、住民の新たな不安をあおるだけという声も上がっています。 岡山県の担当者も美作市との連絡不足があったことを認めています。 人の命に関わる重要な情報です。 避難指示の出し方や広報のあり方については、各市町村と岡山県との間の一層の連携が求められます。
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