ホーム > 速報 > 芸能社会速報記事

直木賞作家の海老沢泰久さん死去 「F1地上の夢」「帰郷」

 死去した海老沢泰久さん
 死去した海老沢泰久さん

 プロ野球やF1を題材にした作品で知られる直木賞作家の海老沢泰久さんが13日午後4時20分、十二指腸がんのため東京都港区の病院で死去した。59歳。茨城県出身。お別れ会は17日午前11時半から東京都大田区石川町2の5の2、雪ケ谷総合式場で。喪主は妻順子さん。

 国学院大卒。折口博士記念古代研究所に勤め、1974年に「乱」で小説新潮新人賞を受賞しデビューした。ヤクルトの監督だった広岡達朗さんをモデルにした小説「監督」や、自動車のF1を取材したノンフィクション「F1地上の夢」(88年新田次郎文学賞)などが代表作。F1工場のスタッフを主人公にした小説「帰郷」で94年に直木賞を受けた。






Copyright(C) 2007 Daily Sports All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp