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7人制が五輪種目当確、歓喜のラグビー界

 国際オリンピック委員会(IOC)は13日、ベルリンで理事会を開き、2016年夏季五輪の追加競技をゴルフとラグビー(7人制)に絞り込んだ。野球とソフトボール、空手、スカッシュ、ローラースポーツの残り5種目は落選した。追加2競技は10月の総会(コペンハーゲン)で承認され、正式決定する。

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 1924年パリ五輪までの4大会で15人制を行ったラグビーは、試合時間が短く、日程も短期の7人制が受け入れられた。15人制が一般的との見方を覆して採用された。

 国際ラグビーボード(IRB)は競技の世界的普及を目指し、15人制の2019年W杯をアジアで初めて日本で開催すると7月に決めたばかり。日本にとっては大会の招致実現に続く朗報となり、トップリーグの稲垣純一・最高執行責任者は「盆と正月が一緒に来るようなもの。ラグビーを見るきっかけが増える」と期待を寄せた。

 7人制は19世紀にスコットランドで始まった。15人制の元日本代表監督、日比野弘・早大名誉教授は「当初は祭りの行事だったが世界に広がった。今後は15人制はW杯、7人制は五輪、とすみ分けられる」と話した。

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