県内ニュース

イブニング・シックス

新型インフルで9歳の小学生が重症(08月13日)

県北地方の病院に肺炎で入院をしていた小学生が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。小学生は重症ですが命に別状はないということです。この小学生は首都圏に住む9歳の男の子で、今月10日に県北地方にある親の実家へ家族と来ていました。男の子はおとといの午後38度5分の発熱があり、県北地方の病院で肺炎と診断されて入院をしていました。そして、きのうになって新型インフルエンザに感染していることが確認され、現在は県立医大附属病院で人工呼吸器をつけるなどの治療を受けています。男の子はまだ発熱が続いているものの意識はあり、命に別状はないということです。また、いわき市のかしま病院で職員1人が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。この病院では、ほかにも発熱などの症状を訴えている入院患者1人と職員11人が簡易検査でA型陽性と判定されたことからいわき市保健所では、集団感染の疑いがあるとして病院に感染拡大を防ぐ対策を要請しました。感染者の症状は落ち着いていて、快方に向かっているということです。

お盆の入り(08月13日)

きょうはお盆の入りです。各地の墓地や霊園では朝からお墓参りをする人たちの姿が見られました。福島市の信夫山霊園です。朝早くから花やお供え物を手にした家族連れの姿が見られました。訪れた人々はお墓の周りを綺麗にはき清めたあと、花や線香をたむけて先祖の霊に静かに手を合わせていました。

成人式(08月13日)

あでやかな振袖姿で次々と集まってくる新成人。下郷町では、県内で最も早い成人式が行われました。下郷町では、お盆にあわせて帰省する若者が多いため、毎年この時期に成人式を行っています。

福島市でじゃんがら念仏踊り(08月13日)

福島市の住宅街に姿を現した「じゃんがら念仏踊り」の一行。「じゃんがら」は、いわき地方では新盆の家々を廻る伝統行事として馴染み深いものですが、福島市にはこうした風習はありません。福島市で披露される「じゃんがら念仏踊り」…それは亡くなった人への家族の思いでした。横内直典(よこうちなおのり)さんは、去年8月に他界したいわき市出身の妻・市子(いちこ)さんを供養するためはるばるいわき市からじゃんがらの一行を呼びました。横内さんの家族や親せきをはじめ近所の人たちも興味深く見守る中、「小島(おじま)青年会」のメンバー13人が鉦(かね)と太鼓を打ち鳴らして念仏を唱えながら踊り、霊を慰めました。故人のふるさとに伝わる独特のリズムは新盆を迎えた家族の胸に深く刻まれました。

帰省ラッシュはきょうがピーク(08月13日)

お盆休みをふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが続いています。東北自動車道の下り線は午後6時10分現在安達太良SAの付近を先頭に4キロ、国見SA付近を先頭に20キロの渋滞となっています。郡山IC付近でもきょうは午前中から進んではブレーキを踏む状態でノロノロ運転が続いていました。ネクスコ東日本によりますと帰省の混雑はきょうがピークと見られあすまで続くと予想されています。一方、JR郡山駅の新幹線下りホームでも大きな荷物を手にした帰省客の姿が目立ちました。東北新幹線では東京駅8時20分発のやまびこ45号の自由席の乗車率が130%となるなど夕方までほとんどの列車で100%を超えました。JR東日本では帰省の混雑は明日の午後まで続くと見ています。

県内初の裁判員裁判 呼び出し状を発送(08月12日)

来月、県内初の裁判員裁判が開かれる福島地裁郡山支部で裁判員候補者の呼び出し状を発送する作業が行われました。県内初の裁判員裁判の対象となるのは今年6月、いわき市で暴力団員の男が知り合いの男性を包丁で刺して殺害したとされる事件で初公判は、来月29日に開かれます。地裁郡山支部では、きょう、初公判の日に裁判所に集められる裁判員候補者に呼び出し状を発送する作業が行われました。呼び出し状は、名簿に載っている1339人の中から抽選で100人を選び、さらに高齢者と学生を除いた80人に送られます。受け取った人は、呼び出しに応じられるかどうかを含む質問事項に答えを記入して今月24日までに返送をすることになっています。

住基ネット接続拒否 矢祭町に是正要求(08月12日)

住民基本台帳ネットワークを接続を拒んでいる矢祭町に対して県はきょうすみやかに接続をするよう求める総務省からの文書を渡しました。県の赤城恵一(あかぎけいいち)総務部長は、きょう午前、矢祭町の古張允(こばりまこと)町長を県庁に呼び、住民基本台帳に接続するよう求める総務省の「是正要求」の文書を手渡しました。矢祭町では7年前に住基ネットが導入された時から個人情報が漏れるおそれがあるとして、接続を拒否しています。県ではこれまで2回にわたって接続を求める「勧告」を行いましたが、町はいずれも拒否しています。今回の総務省からの求めに対しても矢祭町の古張町長は「矢祭町はずっと接続しないという方針できた。今回の要求を受けても今までと変わらない」と話し、接続を拒否する考えを明らかにしました。今回出された「是正要求」は地方自治法に基づいて接続を法的に義務付けるものですが罰則はありません。全国の市町村でいまだに接続をしていないのは矢祭町と東京・国立(くにたち)市の2か所だけです。

久しぶりの青空 会津・中通りは真夏日(08月12日)

県内は、およそ1週間ぶりに青空が広がって、会津や中通りでは30度を超える真夏日になったところもありました。各地のプールには久しぶりに子どもたちの歓声が戻ってきました。福島市の中央市民プールでは、真夏の太陽のもとで、子どもたちが、久しぶりに水の感触を楽しんでいました。きょうの県内は良く晴れて気温が上がり、最高気温は福島で30度2分会津若松で31度7分など各地で今月6日以来の真夏日となりました。まるで梅雨明けしたかのような天気ですが、仙台管区気象台は「今年は梅雨明けがないまま秋に移りつつある」と見ていています。この良い天気もきょうまでであすからは下り坂だということです。