最終更新: 2009/08/14 01:10

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麻生首相と民主・鳩山代表が党首討論 経済政策などの裏づけとなる財源などについて激論

麻生首相と民主党の鳩山代表は12日、国会解散後、初めてとなる党首討論に臨み、経済政策や社会保障政策の裏づけとなる財源などについて、激論を交わした。
麻生首相は「民主党を見ていますと、経済の成長政策というものが見えないまま、お金を配られるというようにしか見えない」、「最近は選挙が近づくと、立場が突然不明確になっておられるように感じます」と批判した。
民主党の鳩山代表は「今回初めて、政権を国民の皆さんが選べる選挙になる。『財源がない』と、しばしばそのようなご批判もいただくわけでありますが、財源はあります」と述べた。
麻生首相は、民主党の子ども手当てなどについて、「財源なきばらまきは無責任で不可能だ」と批判したのに対し、鳩山代表は「行政の無駄を排除するなどすれば、財源確保は可能だ」と述べた。
また麻生首相が、北朝鮮の貨物検査法が廃案になったことについて、民主党の対応を批判すると、鳩山代表は「ようやく法案ができたあとに国会が解散され、日の目を見なかった。貨物検査は進めていきたい」と答えた。
さらに、インド洋での給油活動について、麻生首相が「民主党は憲法違反としていたのに、今は立場が明確ではない」と指摘したのに対し、鳩山代表は「すぐに、すべてを変える発想はない」として、政策の継続の重要性に理解を示した。

(08/12 21:00)


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